あらすじ綾小路家を出たアンは、園臣の紹介で、東京本郷の住み込みの喫茶店でバイトを始めたアン。幼児期の環境が全く一緒だった園臣は、アンを愛してしまうが、アンは人として園臣を好きなだけ。一方、アンがまだ綾小路家にいるものと信じ、東大に合格した冬梧は、上京する。綾小路家を訪ねるも、出て行ってしまったという情報しかないまま、必死でアンを探す冬梧。とうとう、運命の日がくる。それは、京都の姉妹坂にそっくりな公園の桜並木で、二人はやっと出会えた!