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しらゆり銀行駅前支店。ここには、特別ではないけれどプライドを持ち一歩一歩生きる魅力的な人々がいる。OL生活10年以上の作者が贈る、一般仕事人への静かで熱いメッセージ!!
勤めていた銀行で客の預金を横領し、男に貢いだ額なんと8億9千万円! 優秀な行員として周囲から評価され信頼もあつかった女性が、この世にも愚かな犯行に走ってしまった驚愕の顛末とは一体…!? 1930年(昭和5年)、村岡京子は三人姉妹の末っ子として大阪に生まれた。父親は大の浮気性の挙句によその女と共に出奔してしまい、そのために地獄を味わった母親は幼い頃から娘たちに強い男性不信観を植え付け、京子もその影響で男を寄せつけない人生を歩むこととなった。しかし35歳になったある年、10才年下の一人の男との出会いがそんな彼女を変えてしまう。彼の名は山地元彦。当時タクシードライバーをしていた彼は、仕事と孤独に疲れた京子にやさしく接し、それまでの反動ゆえか、彼女はたちどころに心を許し、山地に夢中になってしまう。そして彼に捨てられたくない一心で競艇好きの山地に求められるままに、客の預金に次々と手をつけていってしまうのだった――…。(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.1-4~特集/神をも恐れぬ鬼畜女たち」の内容と重複しています。ご注意ください)
実在事件から江戸の残酷刑罰まで! 「凶悪犯―史上最悪の銀行立てこもり事件―」実在事件をモチーフに描いた衝撃作! 「華煉獄~女囚に堕とされた日~」無実の罪をなすりつけられ、囚人となった女の一生! 「母、峠を越えて」これはわが子を捨てた報いなの? 「奴女郎の刑に処す」罪人の妻や娘を女郎に堕とす残酷刑罰!