江上 剛(えがみ ごう、1954年1月7日 - 、本名小畠晴喜(こはた はるき))は、日本の作家、コメンテーター、実業家。 元日本振興銀行取締役兼代表執行役社長。元(旧)みずほ銀行築地支店長。オフィス・トゥー・ワン所属。
時はバブル前夜。メガバンク東名銀行本店営業部主任・西前伸晃は、自ら招いた致命的なミスにより左遷寸前だった。そんな西前を掬い上げたのは、野心家の部長・藤山恵郎だった。藤山はエリート集団・本部企画部への異動を餌に、妊娠させてしまった女子行員・裕子の後処理を西前に命じる。西前は妻子ある身で裕子に惹かれつつも、藤山の手先となって行内でのし上がって行くが…。元都銀幹部だった江上剛の長編金融エンターテイメント小説、『腐蝕の王国』をコミカライズ!
巨大銀行幹部として、金融界の裏表を知り尽くしたベストセラー作家、江上剛の原作をもとに、圧倒的迫力で欲望に翻弄された男と女の地獄絵図を漫画家 高口里純が描き上げる。メガバンク東名銀行の超エリート部長・藤山は女子行員に孕ませた子供の始末を、部下の西前に託す。このとき、時代はバブル前夜。狂乱の時代に、とめどもない欲望と愛憎が地獄絵図を巻き起こす。