あらすじ

18世紀末、内政の乱れと列強の政治的野心を前に、混乱の続く平原の国・ポーランド。王弟の息子として生まれたユーゼフは、成長するに従い、大国の思惑で右往左往する祖国に疑問を感じはじめる。大国によって国土を分割された祖国の誇りをとりもどすため、誰よりも祖国を愛していた父の思いを受け継いだユーゼフの戦いが始まる。
天の涯まで -ポーランド秘史- 1巻

18世紀末、内政の乱れと列強の政治的野心を前に、混乱の続く平原の国・ポーランド。王弟の息子として生まれたユーゼフは、成長するに従い、大国の思惑で右往左往する祖国に疑問を感じはじめる。大国によって国土を分割された祖国の誇りをとりもどすため、誰よりも祖国を愛していた父の思いを受け継いだユーゼフの戦いが始まる。

天の涯まで -ポーランド秘史- 2巻

オーストリアでの軍務があけ、立派な青年士官として祖国・ポーランドに帰国したユーゼフは、二十年前に父が成し得なかった果たし得なかった祖国の自立のために動き始める。他国に干渉されないポーランドの自立に、多くの国民の心は一つになるが、列強はそれを許さなかった……。祖国ポーランドのために命を賭けた男たちを描く歴史ロマン。