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ダン(1) 「前略芦屋発」
芦屋の令嬢育ちながら、人一倍の情熱家にして行動力のある倉田雛子(ひなこ)は、東京の大手商社・兵頭商事に入社した。雛子の母・高子は雛子と離れて暮らすのが嫌で、兵頭商事の会長に、早く雛子を退職させるよう懇願(こんがん)する。会長は、雛子の祖父にして高子の義父なのだ。高子の願いどおりにしようと、会長は雛子を会社の第九課に配属する。入社初日に、雛子が所属部署で見たのは、やる気のない社員達の姿だった。会社のうばすて休暇村と呼ばれる部署で、雛子は元気に前向きに働くのだが…。
ダン(2) アラビアへ雛子
大手商社・兵頭商事に入社した倉田雛子(ひなこ)は、「うばすて休暇村」第九課に所属しながらも、持ち前の情熱で花の自販機「リトルフローリスト」を成功させる。業績を認められた雛子は、花形の総合事業開発室に転属する。そこで、上司の塚原一平とコンビを組むことになった雛子は、一千億の事業を二人でモノにする。雛子が退職して、一緒に暮らそうとたくらむ母・高子の思いとは裏腹に、雛子は活躍するばかりなのだが…。
ダン(3) 雛奴どす!
大手商社・兵頭商事で数々の実績が認められた倉田雛子(ひなこ)は、三か月の研修期間で中東のA国に赴くことになる。やる気まんまんの雛子であったが、赴任先のA国支店は、撤退寸前の悲惨な状況。会社としては、雛子の元気さで支店を引っかきまわしてほしいという思惑があったのだ。そして、A国でも持ち前の行動力を発揮する雛子はライバルの会社を差し置いて、100基の深井戸掘り事業の受注に成功する。無事、研修を終えて日本に帰国する雛子だが、新チーフは冷徹そうな感じがして…。
ダン(4) 『アイ・ラボ』誕生
中東での研修から帰国した倉田雛子(ひなこ)は、兵頭商事本社でも持ち前の元気と行動力で、実績を重ねる。そして、今度は独自の企画を上司に提案する。北道大学の内藤助教授が研究するバイオの事業計画だ。さっそく北海道へ向かった雛子だったが、そこでライバル会社の丸菱商事・水島と運命的な再会を果たす。内藤助教授宅へ車で向かう二人の車だったが、大雪のために身動きが取れなくなり、二人きりで倉庫で一晩過ごすことになって…。