労働系女子マンガ論!第16回 『リメイク』 六多いくみ〜美しさと自分らしさに助けられ苦しめられる労働 | タバブックス
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「コスメ厨が高じて前職BAしておりました」と語る六多いくみが、自身のBA(ビューティーアドバイザー)体験を活かしつつ描く『リメイク』(マッグガーデン)。本作の舞台はデパートの化粧品売り場ですから、当然「美しさ」をめぐる物語でもあるのですが、働きながら「自分らしさ」とどう折り合いをつけていけばいいのか? という問いをめぐる物語でもあります。
彼氏ナシ、仕事もマンネリ。あたし『女子力』迷子です。 奥村かのこは、派遣社員の25歳。彼氏イナイ歴も3年目に突入し、次々に結婚していく周りの友人や、お洒落を楽しむ同僚を見て焦りを覚える。「変わりたい!」という思いが日々募る中、ある出会いをきっかけにかのこは一大決心するのだが……。