あらすじ

一意やその婚約者・東久世貴子、音楽事務所経営者・日下部大樹らの働きでデビューした朱。だが、「タカギ・プロ」がいやがらせを仕掛けてくる。そして、朱の初コンサートの日、ステージ衣装が破られるという事件が起こり…。
ピアニシモでささやいて 1巻

須佐朱(あけみ)は複雑な生い立ちを持つ高校生。親友・中川香菜子のデビューを横目に、自分の音楽への望みも封印した。だが、音楽業界伝説の男・渡会一意との出会いが、朱の人生を大きく変える!!

ピアニシモでささやいて 2巻

一意やその婚約者・東久世貴子、音楽事務所経営者・日下部大樹らの働きでデビューした朱。だが、「タカギ・プロ」がいやがらせを仕掛けてくる。そして、朱の初コンサートの日、ステージ衣装が破られるという事件が起こり…。

ピアニシモでささやいて(3)

「タカギ・プロ」の手により朱の新曲が盗作され、香菜子の曲として発表されてしまう。高行との子供を中絶した香菜子は、その直後のコンサートで倒れてしまい、代わりに歌う朱にファンは心を動かされて…。

ピアニシモでささやいて(4)

「タカギ・プロ」の妨害は続き、写真雑誌に朱を囲む暴力団の写真が掲載された。憤りのなか、朱はそれらの事件に一意の恋人・貴子が関係していると確信!芸能界が信じられなくなった朱は…!?

ピアニシモでささやいて(5)

貴子が一意の気持ちが朱に移ることを恐れ、自殺騒動を起こした。命には別状はなかった貴子は、自殺ではないと言い張る。朱は一意への思いに悩み、ドラマーの北沢とつき合うことに…。

ピアニシモでささやいて(6)

一意への思いに悩み、北沢とつき合った朱だったが、一意への思いを断ち切れぬまま北沢にも拒絶されてしまう。「世界ポップス祭」国内予選当日、朱の実母が「タカギ・プロ」の手先に襲われ…。

ピアニシモでささやいて(7)

朱に卑怯な手口で妨害を加えていた「タカギ・プロ」は、一意らの反撃により破局の道をたどる。朱は一意への熱い思いを残しながらも、実母と再び生活し始める。一方、貴子は罪の意識で記憶喪失になってしまう…。

ピアニシモでささやいて(8)

失踪してしまった貴子から、朱の元に手紙が届く。手紙を読み、一意に会いたくてたまらなくなった朱は、一意を追いかけて乗鞍の別荘へ向かう。別れるために一意に会いに行く朱。愛を確かめあったふたりは…。