萩尾望都の「一度きりの大泉の話」について
ファラオの墓』を描きながら、『風と木の詩』を描きたくて仕方なかった」みたいなことを言ってました。その程度の熱度で描いていたのなら、そりゃあアンケート1位は取れないし、作品に対して失礼じゃないですか?
古代エジプト――戦乱の時代。平和を望む弱者は強者にことごとく喰らわれていく。エステーリアもその一つだった。滅ぼされた国――エステーリアの王子・サリオキスと、滅ぼした国――ウルジナの王・スネフェル。戦乱の中で愛憎が渦巻き、そして時代が大きく動きだす。竹宮惠子が描く、壮大な歴史大河ロマン、第1巻が連載時のカラーページをすべて再現した完全版で登場!収録作品:第1章落ち武者/第2章とらわれた若獅子/第3章蛇王/第4章流れる星/第5章人びとの歌/第6章翔ぶ鷹/第7章漂う心