愛を夢見る女子大生の千年眠子は、うさんくさい霊感占い師に「余命3年」と予言される。途方に暮れる眠子の前に、四方山十三という男が現れた。彼もまた、同じ占い師に3年後の死を予言されていたのだった…!!
同じ占い師から「3年後に死ぬ」と予言された眠子と十三。彼らは共に3年後を見届けるために同居生活を始めるが、家賃滞納でアパートを追い出されてしまう。だが、十三に恩がある老人が住居を提供してくれることになり…。
占い師から「3年後に死ぬ」という予言をされた眠子(ねむこ)と十三(じゅうぞう)。次々と2人の前に予言通りの出来事が起こる中、幸いにも(?)始まった共同生活。次第に眠子は、今までの気弱な自分に決別し前向きに生きる勇気を持つようになる。そんな中、彼女は十三に想いをよせ始めるのだが…。北の街物語、第3巻。
ひょんなことから始まった共同生活で、眠子は十三に励まされ元気を取り戻しつつあった。そんな眠子の前に、一色五郎という男が現れた。なんと、一色には眠子の男性アレルギーが出ず…。
眠子の男性アレルギーは、失われた幼いころの記憶とつながっているらしい。そのことを見抜いた一色に促され、眠子は心の奥を探ろうとする。やがて実家に戻った彼女は、少しずつ失われた記憶を甦らせていくが…。
自分の性格に対するコンプレックスと男性アレルギーの原因究明のため、祖母たちと対峙する眠子。秘められた記憶は次々と目覚め、過酷な真実が浮かび上がる!母の死、そして眠子の弟の死の真相は…。
父、祖母との対話によって、悲しくも残酷な過去が明らかになる。眠子は衝撃に打ちのめされるが、周囲の温かい励ましで、徐々に自分を取り戻す。同時に原因が判明した男性アレルギーも完治したはずだったが…。
男性アレルギーが治った眠子だったが、今度は人の心が読める体になり、その影響で魂が離脱するようになる。それでも変わらぬ優しさで接してくれる十三と身も心も結ばれた眠子。そして、占いの3年後を迎えた2人は…。
眠子と十三は3年後の期限を迎えた!眠子は期限の前に枕元に現れた占い師の言葉通り、十三を助けるため自分の身を犠牲にしようとする。だが、十三によって眠子は助けられてしまい…。
運命を乗り越えて幸福な日々を手に入れた眠子と十三に、悪夢のような出会いが訪れる。その女、久里浜二葉は超自己中心主義者。常識も理屈も通じない危険人物だ。眠子とおなかの子供の運命は…。感動の完結巻!!
シリアスとコミカルのバランスがちょうどいいです。占い師から「3年後に死ぬ」と予言された主人公の千年眠子と四方山十三。どうやら本当にどちらかは死んでしまうらしい…という話から始まり、眠子の男性に触れられると放電してしまう体質になってしまった原因だったり、色んな「呪い」を解いていくことがテーマのお話なんだと思いました。主人公の千年眠子という名前も「眠れる森の美女」が元になっているような気がします。この漫画にも王子様はいますが眠子自身が自分の呪いを解こうと奮闘するところが読んでいて勇気づけられるところです。ただ「3年後に死ぬ」という予言は当たるのですが想像していたよりもあっさりと解決したので拍子抜けしました。
シリアスとコミカルのバランスがちょうどいいです。占い師から「3年後に死ぬ」と予言された主人公の千年眠子と四方山十三。どうやら本当にどちらかは死んでしまうらしい…という話から始まり、眠子の男性に触れられると放電してしまう体質になってしまった原因だったり、色んな「呪い」を解いていくことがテーマのお話なんだと思いました。主人公の千年眠子という名前も「眠れる森の美女」が元になっているような気がします。この漫画にも王子様はいますが眠子自身が自分の呪いを解こうと奮闘するところが読んでいて勇気づけられるところです。ただ「3年後に死ぬ」という予言は当たるのですが想像していたよりもあっさりと解決したので拍子抜けしました。