あらすじ父、祖母との対話によって、悲しくも残酷な過去が明らかになる。眠子は衝撃に打ちのめされるが、周囲の温かい励ましで、徐々に自分を取り戻す。同時に原因が判明した男性アレルギーも完治したはずだったが…。
シリアスとコミカルのバランスがちょうどいいです。占い師から「3年後に死ぬ」と予言された主人公の千年眠子と四方山十三。どうやら本当にどちらかは死んでしまうらしい…という話から始まり、眠子の男性に触れられると放電してしまう体質になってしまった原因だったり、色んな「呪い」を解いていくことがテーマのお話なんだと思いました。主人公の千年眠子という名前も「眠れる森の美女」が元になっているような気がします。この漫画にも王子様はいますが眠子自身が自分の呪いを解こうと奮闘するところが読んでいて勇気づけられるところです。ただ「3年後に死ぬ」という予言は当たるのですが想像していたよりもあっさりと解決したので拍子抜けしました。