あらすじ関東大震災で傾きかけた西御門家のために奔走し、過労で倒れた夏王を心配して駆けつけたありあに、夏王はピアノを断念しても声楽の道があると励ます。しかし、自分が西御門王介(おうすけ)の娘ではないことを知ってしまったありあは悩みの中にいた。そんなとき、ありあの歌声を偶然聞いた世界的なオペラ歌手・三浦環は、その声の主をさがして音楽学校を訪れ…。