あらすじ草平(そうへい)への気持ちを自覚した実紅(みく)。山での夜、思いきって気持ちを打ち明けるが、彼女がいる草平の反応は……。近くにいるようで、遠い。それぞれの混乱する想いが動きはじめる――。南波あつこが贈る、花ざかりの季節の物語。
自分は年上の彼氏も友達もいるふつうに幸せな女の子が彼女のいる男の子を好きになってしまうお話。 急にお父さんが下宿を始めると言いだして下宿にやってきた男の子を好きなるという設定はあり得ないけど、片想いのつらい想いだったり嫉妬や妬みだったりどうしようもない想いだったりが交差してとっても切ないです。 高校生の恋愛はこんな感じかもと現実味もあります。 絵がきれいで読みやすかったです。