あらすじ

昼は医療事務として働き、夜はネイルサロンを開いている薫は19歳年上の医師・矢飼とつき合っている。ダブルワークの薫と昼夜問わず働き詰めの矢飼――。互いに多忙な二人だったが、久しぶりにデートをすることに。しかし楽しい時間も束の間、矢飼に病院から呼び出しの電話が。笑顔で見送る薫だったが、心には些細な「ひっかかり」が残って…。一方、彼女がいるにも拘わらず、薫に恋心を抱いている後輩・シロちゃんがついに積年の想いを明かして――!?それぞれが育んできた“恋”が迎える局面に胸が騒ぎ、心乱される第7巻!
&(1)

青木薫(かおる)・26歳。派遣の医療事務スタッフとして働く傍ら、自分の夢を実現すべく、もう一つの仕事を始めようと探し当てた場所は、久しぶりに再会をした後輩の会社。「他人(ひと)に触られるの苦手なんです。」男性に触られるのが苦手な薫が、自ら触れたいと願ったのは勤務先の病院の医師・矢飼(やがい)。そして、薫に触れたいと思いを寄せている、仕事場所を提供した大学の後輩・城田。大ヒット作『サプリ』のおかざき真里が 新たに描く、恋愛“プチフリ”女のダブルワークストーリー!

&(2)

派遣の医療事務として働くかたわら、ネイルサロンをはじめた薫(かおる)。男性に触れられるのが苦手、そんな彼女が自ら触れたいと願ったのは、勤務先の病院の医師・矢飼(やがい)。お互いに惹かれつつある2人だが、矢飼の“過去”と“迷い”が彼の気持ちの邪魔をする。そしてもう1人、大学の頃より一途に薫を慕う後輩・シロちゃんの想いも絡まり合って────。恋があふれ加速する、恋愛プチフリ女のダブルワーク!「この手は、好きだ────」

&(3)

医療事務として働くかたわら、ネイルサロンをはじめた薫(かおる)。同じ病院に勤める医師・矢飼(やがい)との距離が縮まらぬなか、彼女に一途な恋心を抱く後輩・シロちゃんにデートに誘われ、応じることに。薫と向き合えない矢飼と、懸命でひたむきなシロちゃん。そんな2人に薫は───?3人それぞれの想いが交差し、心ときめき恋乱れる第3巻!

&(4)

医療事務として働きながらネイルサロンを開き、ダブルワークをはじめた薫(かおる)。26歳まで恋愛経験のなかった薫だったが、勤務先の病院で働く19歳年上の医師・矢飼(やがい)に強く惹かれていた。じれったい程にすれ違いを重ねてきた2人だったが、矢飼からの告白をうけ、ついに一夜を共にする。一方、失意のシロちゃんは自分に好意を寄せる大学生・育(いく)と急接近して――。めくるめく恋のはじまりと、その先にある“影”に心ざわめく第4巻!

&(5)

医療事務とネイルサロンのダブルワークを続ける薫(かおる)は、19歳年上の医師・矢飼(やがい)とついに一夜を共にした。初めての両思いに心踊らせ、肌を重ねるたびに矢飼への想いが深まっていく薫は、彼の役に立ちたいと新たな医療事務資格の取得にも励み出す。しかし、薫へ恋心を抱くシロはそんな彼女の姿に苛立ち「もうネイルサロンの場所は貸さない」と言い放って───。愛し愛される喜びに、胸満たされゆく第5巻!

&(6)

大好きな人が認めてくれる───それさえあれば、今の私は無敵になれる。「最強になりたい力が欲しい」ダブルワーキング女子の、ときめきに溺れるラブストーリー。昼は医療事務として働き、夜はネイルサロンを開いている薫(かおる)は19歳年上の医師・矢飼(やがい)と恋愛関係に。院内で立ち上げる新設部署の医師事務スタッフに名乗りを上げ、新たな資格取得に励み出した。一方、矢飼は自分の過去や年齢差が枷(かせ)となり、薫との関係を深めることに逡巡(しゅんじゅん)を見せていたが彼女から向けられる真っ直ぐな愛情に胸を熱くして───。そんな折、ネイルサロンにひとりの客が訪れる。矢飼の知り合いだという女性・清水(しみず)は薫に対し、辛辣(しんらつ)な“正論”を振りかざして…。新たに芽生えた不穏の種に、心がとまどい揺らめく第6巻!

&(7)

昼は医療事務として働き、夜はネイルサロンを開いている薫は19歳年上の医師・矢飼とつき合っている。ダブルワークの薫と昼夜問わず働き詰めの矢飼――。互いに多忙な二人だったが、久しぶりにデートをすることに。しかし楽しい時間も束の間、矢飼に病院から呼び出しの電話が。笑顔で見送る薫だったが、心には些細な「ひっかかり」が残って…。一方、彼女がいるにも拘わらず、薫に恋心を抱いている後輩・シロちゃんがついに積年の想いを明かして――!?それぞれが育んできた“恋”が迎える局面に胸が騒ぎ、心乱される第7巻!

&(8)

「&」ついに完結!矢飼の帰りを待つ薫の前に現れたのは、薫のネイルサロンの客・清水だった。彼女から矢飼との“関係”について聞かされた薫。矢飼からの謝罪と言葉は薫を混乱させて、薫の涙と言葉は矢飼を追い詰める。“恋とか愛とかって何だろうね”看護師・美由起と、おひとり様女子・紺野の恋愛模様を描いたスピンオフ番外編も収録。恋愛“プチフリ”だった薫のラブストーリー。“ありがとうございます。好きです――”堂々の完結巻!