あらすじ

「そうだ、これでいい。ここがあたしのいるべき場所――」2児を持つ主婦でありながらプロモデルを目指す真琴(まこと)は、美生館(びせいかん)主催のウェディングショーで鮮烈なデビューを飾る。しかし子供を24時間保育に預けてショーに出演したことが、家族問題に発展。さらにライバル・紗良(さら)が真琴がモデルをやっていることを夫・敦司(あつし)の銀行にバラしたことで、窮地に追い込まれる。真琴の決断は!?
バラ色の聖戦 1巻
主婦として全力で頑張ってきた毎日。でも私は女としての大切な何かを失ったのではないだろうか――。夫・敦司(あつし)の浮気相手の仲人をすることになった真琴(まこと)は、式当日、最後の妻のプライドとして、背筋を伸ばして入場する。その姿は新婦すら圧倒するオーラを放っていた。式の後、カメラマンが声をかける「あなた変わりますよ」。真琴は美の再生を懸け新しい扉を開く!失われたキレイを求めて――。主婦・真琴(30歳)の美への挑戦が始まる!
バラ色の聖戦 2巻
失意のどん底から救ってくれた人――。自分の中のなにかが引き出され、私は別人になる。弱小ながらもプロがいるモデル事務所・ウェイブに研修生として所属できた真琴(まこと)。しかしプロへの道は、想像を超える過酷なものだった。夫の大反対、ママ友や同僚の冷たい視線、初仕事での失敗、広がる紗良(さら)との差……。しかし、どん底の真琴に救世主が現れる!それは――?プロモデルを目指す日本一無謀な主婦・真琴(30歳)の戦い、本格化!!
バラ色の聖戦 3巻
“美”降臨!!!主婦・真琴(まこと)、プロモデルへ1stステップアップ!プロカメラマンの浅野(あさの)、先輩モデルの美鈴(みすず)、事務所社長のまどか……。ファッション業界で働く人達との新しい出会いによって、真琴は平凡な主婦から脱皮していく。だがそのことが、夫・敦司(あつし)との軋轢をさらに激しくする。主婦とモデルの両立は可能なのか……?夢をあきらめ現実だけを見る。それが主婦の役割なのか――?
バラ色の聖戦(4)
主催は紗良(さら)の美生館!超難関オーディションに真琴(まこと)が挑む!!!真琴のモデル人生を絶つために、紗良が仕掛ける卑劣な罠。自分の全てをかけて戦う真琴。オーディションの成否は!?運命のオーディション、ライバル・紗良が用意したのは背中が閉まらないドレス!!あなたならどうする!!?真琴の決断は――そうだ堂々と着ればいい。ヘンな服あてがわれてオドオドしてるモデルほど見られないものはない。ここがモデルの魅せどころ!!
バラ色の聖戦(5)
ウエディングショー開幕!きらびやかな舞台とその裏側で女たちの戦いが始まる――。オーディションを実力で勝ち抜いた真琴(まこと)は、モデルとしてウエディングショーへの出演が決まる。しかしショー前日、子供たちの面倒を見てくれる約束をしていた敦司(あつし)が、接待ゴルフへと出かけてしまう。子供たちを置いて出かけることはできない……!真琴の取った行動は?夢の舞台を阻むのはライバル・紗良(さら)だけではない!
バラ色の聖戦(6)
「そうだ、これでいい。ここがあたしのいるべき場所――」2児を持つ主婦でありながらプロモデルを目指す真琴(まこと)は、美生館(びせいかん)主催のウェディングショーで鮮烈なデビューを飾る。しかし子供を24時間保育に預けてショーに出演したことが、家族問題に発展。さらにライバル・紗良(さら)が真琴がモデルをやっていることを夫・敦司(あつし)の銀行にバラしたことで、窮地に追い込まれる。真琴の決断は!?
バラ色の聖戦(7)
モデルの世界には戻らない!夫のため、子供のため、決意したはずなのに……。――モデルになる夢を捨てた真琴(まこと)は、辛い現実のなかで自分を見失っていく。親友の美鈴(みすず)はモデルとして頭角を現すが、紗良(さら)の逆鱗に触れ、新たなる標的とされる。再び仕掛けられる恐るべき罠!紗良は、名声の先に何を手に入れたのか――。彼女を脅かすものとは?
バラ色の聖戦 8巻
モデル復帰なら離婚――主婦・真琴(まこと)、人生最大の岐路に立つ!!!受け入れがたい現実の前で、真琴が未来のためにくだす決断は?紗良(さら)の策略にはまり失墜した美鈴(みすず)は、雑誌『VENUS』からイベント出演のチャンスを与えられる。しかし、本番でまたもや紗良が立ちはだかる。潰えた夢。美鈴は真琴に電話をする。2人で交わした最後の言葉……。冷徹な運命を前に真琴のモデル復帰の決断迫る!
バラ色の聖戦(9)
親友・美鈴(みすず)の死をきっかけにモデル復帰を決意した真琴(まこと)は、敦司(あつし)に対して離婚を要求する。受け入れた敦司だったが、親権は譲らない。モデルとして再スタートしなければ子供たちは奪われてしまう。真琴は再起をかけて強者が揃うCMオーディションに挑む。その合否は――?
バラ色の聖戦(10)
チャンスの神様は前髪しかない!!!“良き妻”を演じたCMが好評を得た真琴(まこと)は、パーティーで気鋭の監督・柳沢(やなぎさわ)から新CM出演をオファーされる。真琴のキャリアにとっては願ってもない仕事だが、全裸で毒グモを演じなくてはならない。家族の反対のなか、真琴はさらなる高みを目指し出演を決める。難題だらけの過酷な撮影を乗り越え、無事にCMは完成するのか!?
バラ色の聖戦(11)
真琴(まこと)、CM出演大成功!しかしそれが恐るべき嫉妬を生む!!今度の敵はママ友だ!!――過酷な撮影を乗り越えて毒グモを演じきった真琴。スキャンダラスなCMは大反響を呼び、真琴の知名度は一気にあがる。しかし嫉妬したママ友の首領(ドン)・川上(かわかみ)の策略で、娘・愛理(あいり)が学校でイジメを受けてしまう。モデルを続ければ家族は守れない。真琴の決断は?さらに、元夫・敦司(あつし)に再婚話が持ち上がって……!?
バラ色の聖戦(12)
真琴(まこと)、東京行きを決断!!子供たちと別れ、モデルとして一人で生きる!それが真琴の選んだ道――。あなたの生きる糧は何ですか?真琴が子供と別れても仕事を続けるその理由は――?モデルの仕事を続けるかぎり平穏な家庭生活はおくれない――。子供たちを元夫・敦司(あつし)に渡し、東京で生きていくことを決意した真琴。その気持ちを娘・愛理(あいり)は理解してくれるのか?
バラ色の聖戦 13巻
“紗良(さら)は絶対に許さない!”リベンジを誓い、真琴(まこと)は「VENUS」への移籍を決意――!?大阪を離れ、新天地・東京で本格的にモデル活動を開始した真琴。雑誌「KAREN」で人気を得ていくなか、紗良のいる「VENUS」から移籍話が持ち上がる。いよいよ紗良と直接対決か?しかし「KAREN」の期待は裏切れない……。真琴の決断は?一方でカメラマン・浅野(あさの)との仲も急接近し恋の予感も漂い……?
バラ色の聖戦(14)
雑誌「VENUS」へ移籍した真琴(まこと)は船上のファッションショーに挑むが、紗良(さら)の圧倒的な技量の前に完敗する。「自分は紗良の引き立て役なのか?」挫けそうになる真琴。しかし親友・美鈴(みすず)が叶わなかった夢、自分のプライドのためモデル人生を懸け2ndショーに挑む!そこで魅せた奇跡の演出とは――!?さらに、大物写真家ジン・ミラーの登場で真琴の恋にも急展開が……!!
バラ色の聖戦(15)
美生館の社長代理夫人となった紗良(さら)は、美生館の実権を握ることを企む。紗良が権力を持てば、モデル総選挙に影響が出ることは必至。一方、真琴(まこと)は大きな仕事を得るために営業に出るが、弱小事務所のため苦戦を強いられる。そんな時、茜子(あかねこ)から事務所移籍の誘いが……。
バラ色の聖戦(16)
TVドラマ出演のチャンスを得た真琴。初めての役者体験だが、演技は現場で好評を博す。しかし、主演女優・南川さくらをある出来事がきっかけで怒らせてしまい、現場は不穏なムードに…。一方、ライバル・紗良は美容品メーカー・副社長代理夫人の地位を利用し、人気を固めつつあった。NO.1モデルを決める総選挙まであとわずか。真琴は追いつけるのか!?
バラ色の聖戦(17)
雑誌「VENUS」のNO.1モデルを決める総選挙を前に、真琴(まこと)と紗良(さら)の人気格差はひろがるばかり。しかし突然、真琴に 主演級で映画出演のオファーが舞い込む。喜びの中、真琴は憧れの人・浅野(あさの)と結ばれる。だがそのことが紗良にバレて……。
バラ色の聖戦(18)
雑誌「VENUS」のモデル総選挙で頂点を目指す真琴だが、紗良に偽のスキャンダルを仕掛けられ差はひらくばかり。どん底の中で総選挙に挑む真琴だったが、観客の支持を味方につけるため、キャリアのすべてを懸けて“ある演出”を仕掛ける。その反応は――。
バラ色の聖戦(19)
パリコレデビューをかけた選考で落選した茜子はモデル引退を決意。真琴(まこと)は茜子(あかねこ)の想いも背負いパリコレオーディションに挑む。オーディションの課題はシンプルなドレスで人気ブランド「クロンヌ」のゴージャスな世界観を表現すること。真琴と紗良(さら)はどう魅せるのか!?
バラ色の聖戦(20)
パリコレモデルオーデションを前に浅野の元カノ・茜子の母の容体が悪化。茜子を心配する浅野の姿に真琴は動揺する。そしてオーディションがスタート。真琴と紗良は二人でランウェイに出る。しかし突然 観客の子供が乱入して――!? 大長編作ついに完結!!
あなたにホの字

あなたにホの字

21歳の元気あふれるOL 結城茅子(ゆうきかやこ)は、ある日通勤電車で26歳商社マンの紺野満(こんのみつる)に出会い一目惚れ! その後付き合い始めて1年経って順風満帆かと思いきや、満の昔の恋人がヨリを戻そうとしてきたり、茅子が研修担当してる新人の女の子が満の隣の部屋に引っ越して来たり、職場のとても可愛らしい女の子が一途に彼に恋していたりと、イケメンと付き合っちゃうとこれだからもう…。でもでも、何があろうと満への思いだったら茅子は誰にも負けません!
1/2の林檎

1/2の林檎

「こういう女、実際にいる。大キライ!(読者の声より)」――人の恋愛をこそぎ取る、卑劣な悪女の奈津子が憎い。『Kiss』編集部には反響の声が殺到中!恋愛の名手・こやまゆかりによる、大人のリアル四角関係ストーリー。ひかるは運命の恋人=“半分のりんご”を追い求める、タケウチ製薬の受付嬢。ひょんなことから若手MRナンバーワンの新堂先輩と10年ぶりのラブチャンスを掴んでいくが、彼女の前には圧倒的な「ジェラシーの渦」が立ちはだかり……。
スイート10

スイート10

あなたは、「よき妻」と「オンナの自分」、どちらかひとつを選べますか……。『Kiss』誌上連載時から話題をさらい、賛否両論の渦を巻き起こしてきた、「リアルな不倫物語」!――結婚して6年。やさしい夫の理解と協力で仕事も子育ても順風満帆。トキメキはなくても平和な結婚生活に満足していた弓子だったが、突然訪れた恋の予感に心が揺れて……。衝撃の第1巻!
×一物語

×一物語

×一(バツイチ)のみさき。社内恋愛で結ばれた元夫と別れた現在、付き合っている彼は彼女が異動した部署の同僚・田所だった。でも彼には家庭があり、不倫への恋へと導かれていた――。さまざまな夫婦のカタチが今、まさに壊れようとしている……!!
指輪の約束

指輪の約束

“結婚適齢期の女の子たち”が直面する大テーマ、「結婚って、なに?」にせまる、こやまゆかり流の応援歌!わかりあう努力をすれば、こんなことにはならなかった――。交際2年で結婚が決まり、幸せいっぱいのミチと浩太郎(こうたろう)。しかし、ほんのちょっとのすれ違いから結婚式はキャンセルとなり、ふたりの運命はすれ違っていく……。
ダブルベッド

ダブルベッド

「最高のSEX」を知らないままで、結婚してもいいのかしら?――彼との結婚を迷う毬子(まりこ)と英理(えり)は、ちょっとだけカレ以外の男性を知ってみたい。適齢期の好奇心と、揺れる女ごころがリアルな、こやまゆかりの傑作選。表題作のほか、“永すぎた恋”を描いた「あの頃のように」を同時収録。「女の子にとって、大きくは語られないけど、とても大切な本音の部分を描いてみようと思いました」(こやまゆかり)
肩ごしに投げキッス

肩ごしに投げキッス

春日千夏、元気あふれる20歳(はたち)のデパートガール。年下の中(なか)ちゃんとは、友達以上恋人未満の関係です。ところが異動先の紳士服売り場で知りあった高村さんは、頼りがいあるステキな男性。年下もかわいいけど、やっぱり女って年上の男性に憧れちゃうのよねェ――。
最後の電話

最後の電話

終わりがはっきりしない恋。前を向けないこの気持ち、どうすればいい?――失恋にまつわるリアルな状況が、切ない気持ちを共感に変えていく。恋愛の魔法使い・こやまゆかりが描く恋愛作品集。表題作のほか、「女友達(ゆうじん)代表」、新人賞入選作にしてデビュー作となる「プリテンダー」を同時収録。