今は亡き有名なオペラ歌手を母に持ち、同じ道を目指す資産家の娘、麻見史緒。バイトをしながらオペラ歌手を夢見る緑川萌と出会い…!?ドラマチック・ラブ&バトル第1巻!!
クラブ“プリマドンナ”で歌う喜びを取りもどした史緒。一方同じ店でホステスとして働くことになった萌は、そんな史緒に激しく嫉妬し…!?ドラマチック・ラブ&バトル第2巻!!
クラブ“プリマドンナ”のステージでデュエットすることになった史緒と萌。嫌悪しあう二人だったが、その歌声は意外にも――!!ドラマチック・ラブ&バトル、新展開の第3巻!
オーディション番組でeikoに敗れた史緒たち。ところがテレビ出演の反響でCMの話が舞いこみ、再びeikoと対立することになる。eikoを推す神野は、萌に手を引くよう促すが…!?
蘭丸と一緒にいたい想いが強まる中、神野との婚約が公になった史緒。逆上した萌に怪我を負わされ入院中、蘭丸の一大チャンスを知り!?ドラマチック・ラブ&バトル最高潮!!
あえて蘭丸を冷たく突き放し、ピアニスト・ベティとの渡米を決心させ、史緒自身も歌のため、愛していない神野との結婚を選び、ウィーンへ留学。一方、ミラノへ留学した萌に…。
クリスマス、ウィーンで神野と一夜を過ごした直後、史緒はSRMのユニット活動再開のため一時帰国。NY・ミラノで磨かれた蘭丸・萌とのレコーディングは順調に思われたが…。
ウィーンの劇場でのデビューのため、「春の声コンクール」優勝を目指す史緒。一方、ミラノで歌に自信を付け、成長する萌も同じコンクールに挑む!いよいよ波乱の地方予選が開幕!!
ベティの前座に抜擢されたSRM。妊娠中の萌、神野との結婚を控えた史緒、そして2人の再会を危惧する蘭丸の3人は上海へ。その頃、ほぼ絶縁状態の萌の母は娘の活躍を知り!?
萌のお腹の子の父親はマルチェロか神野か?そして金目当てに近づく母親の存在。ついに父親が判明し、萌は…!?かたや、神野への信頼を深め、結婚を実感し始めた史緒は…!?
カミラの代役に抜擢され、稽古に励む史緒。萌の母は、娘と神野の結婚を要求しに神野家へ乗り込むが…!?有閑倶楽部×プライドのスペシャルコラボ編「無閑倶楽部」も収録。
ウィーンでのデビュー後、SRMのレコーディングの為に帰国した史緒。出産を控え、幸せに満ちた萌と再会し、彼女の本当の姿を知る。新たな絆が生まれた二人は!? 遂に最終巻!! 【電子版限定】単行本未収録の後日談「番外編 プライドを捨てた男たち」付き!
お金持ちで優等生の史緒と、裕福に育ったとは言えない萌。生まれも育ちも真逆な二人が歌を通して交わる。ライバル関係でもいい関係を築いていく感じがとても良い。萌が最後やっと自分や母と向き合えて前に進もうとしたときの展開が、、、幸せに生きさせてくださいよと思った。萌が憎めない。人間らしい。
1巻読了。 一条ゆかり先生の作品を久しぶりに読んだ。 皆が憧れるお嬢様の麻見史緒。 お金持ちで、上品で美人で、歌も上手く、優しい気持ちの持ち主。 それに対して、貧乏で貪欲で自分がのし上がる為なら、他の人を蹴落としてでも這い上がる、緑川萌。 この女性同士の闘いが今後どうなっていくのか・・・。 男性を絡めた愛情と、駆け引きと、自立した女性になっていくために成長する彼女たちも楽しみ♬
子供の頃に有閑倶楽部を読んで育ったので一条ゆかり先生が大好きです。大人になってから他の作品も読み始めましたがどれを読んでも面白いし、自分がどれだけ一条ゆかり節に影響されていたか分かりました。 プライドはオペラの話です。生れながら環境と才能に恵まれてプライドが高い主人公と、貧乏育ちでプライドを捨ててでものし上がろうとするライバルが、戦いながら世界的に活躍するオペラ歌手になることを目指します。てっきり一条先生がお好きだからこの題材を選ばれたのかと思っていましたが着想段階では知識ゼロだったそうです。しかも途中でアナログ作画からデジタル作画に移行されたそうですが言われないと気づかないくらい完成度が高いです!これには本当に驚きました! 読むことで一条先生が考える「プロとして仕事をするってどういうことか」と「自分のプライドの正しい磨き方」を教えてもらえます。普通の人に同じような話をされても何も響かないと思うんですけど、やっぱり言葉の重みが違いますね。
お金持ちで優等生の史緒と、裕福に育ったとは言えない萌。生まれも育ちも真逆な二人が歌を通して交わる。ライバル関係でもいい関係を築いていく感じがとても良い。萌が最後やっと自分や母と向き合えて前に進もうとしたときの展開が、、、幸せに生きさせてくださいよと思った。萌が憎めない。人間らしい。