あらすじ
14才で人を殺し、少年院から出てきた少年「北上良」の物語。出所後、母と姉を死へ追いやった父への復讐を誓い、覚せい剤組織を追う良は町をさまよう。悲哀を背追って、タフにハードに繰り広げられるカーアクションに銃撃戦。モノクロ任侠映画のような強烈なムードを放つシリアスアクションストーリー。──ギャグではない。熱血ではない。名作『1・2の三四郎』の小林まことが「大型新人」時代に放った未完の異色作がここに!
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14才で人を殺し、少年院から出てきた少年「北上良」の物語。出所後、母と姉を死へ追いやった父への復讐を誓い、覚せい剤組織を追う良は町をさまよう。悲哀を背追って、タフにハードに繰り広げられるカーアクションに銃撃戦。モノクロ任侠映画のような強烈なムードを放つシリアスアクションストーリー。──ギャグではない。熱血ではない。名作『1・2の三四郎』の小林まことが「大型新人」時代に放った未完の異色作がここに!
14才で人を殺し、少年院から出てきた少年「北上良」の物語。出所後、母と姉を死へ追いやった父への復讐を誓い、覚せい剤組織を追う良は町をさまよう。悲哀を背追って、タフにハードに繰り広げられるカーアクションに銃撃戦。モノクロ任侠映画のような強烈なムードを放つシリアスアクションストーリー。──ギャグではない。熱血ではない。名作『1・2の三四郎』の小林まことが「大型新人」時代に放った未完の異色作がここに!
わたしの大・大・大ひいきのマンガ家、小林まこと先生による、本格劇画です。ちょっとGoogったところ、先生の連載デビューから1年後くらいにスタートした作品のようです。 そのときオン歳21歳!それでこれだけ重厚なギャングものをかけるというのがビビります(しかもものすごく雰囲気もあります)(しかも学生の時くらいの作品のリメイクとのことです)。 ただ先生の持ち味は、やはりシリアスになりすぎないように入れてくる程よいギャグとのバランスだと思うので、ギャグ度0%(まじで一回も出てこなかったと思います)では、その持てる才能を十全に発揮できてるとは言い難く、本作も良いのですが、何回も読み返すような名作に昇華してるかというと、いくらわたしでも否定的な見解を述べざるを得ません(雰囲気はすごくあると思います。そこはすごいです)。 なので、1・2の三四郎や柔道部物語が未読の方はそちらを読まれることをオススメしたいです。 一応、未完っぽいですが、続きが描かれることは多分ないと思います。