主人公コドは青い血が流れる「青血」の王子。ハグルマと呼ばれる優れた機械を作る才能を持っていた。だがコドが無邪気に作っていたハグルマは軍事転用され、戦争兵器となっていた…。ハグルマの矛先が向けられたのは「非族」と呼ばれる赤い血が流れる人々。お互いに憎み殺しあう戦争の現実を目の当たりにしたコドは、自分が生み出したハグルマを、そして戦争を止めるため飛び出した…!!時は流れ、戦争を終わらせるために戦う組織のリーダーとして活躍するコド。だがそこに至るまでにはある重大な事件があったのだ。死の淵、そして絶望の淵に立たされていたコドの過去とは!?物語の核心に迫る3巻ここに刊行!!