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破壊と殺りくの神か、地獄からの使者か?殺して殺して殺しまくる〝クレイジーピエロ〟とは一体何者?
「さあさあ世紀のピエロショウ!予告もなしに始まるよ!」大道芸人少年ピエロは名前の通り小さな男の子。でも、くりだす技は大人顔負け!今日もどこかで楽しく不思議な『大道魔術』で道行く人を笑顔にしています!相棒、サイジョーくんとの出会いやヒロイン鈴鈴の初登場を含む全六話収録。初出:小学館・別冊少年コロコロコミックSpecial第1話~第6話まで掲載全190ページ
18世紀、東ヨーロッパの某所。落ちこぼれピエロのピルコレは、パレードで失敗し落ち込んでいた。そこへ奇妙なフード姿の少年が現れる。少年は、とある骨董品のイヤリングを探しているらしいが、そのイヤリングには「イル」という邪悪な者が潜んでいて、ピルコレが見つけても決して触れてはいけないという。だが「マーチ」と名乗るその少年と別れ、サーカスのテントに戻ったピルコレの目の前に、見覚えのない美しいイヤリングが…!?
クレイジーピエロには最近よく見られる「むしゃくしゃするから誰でも」といった「理不尽」は無い。クレイジーピエロは怒りと憎しみそのものではないかとも思ったりもする。だから自身の行動がもたらす結果といったものには無頓着なのだろう。 クレイジーピエロの生みの親でありかつ一時的に封じ込めた老婆の元を去る際、実際の漫画では無言であるが、自分はこんなセリフを妄想したりした。 「俺達の仲間にピストルの弾を歯で受け止める記述が得意なシルバーがいたよな。彼は面白半分に口にピストルを突っ込まれて殺された。『奴は運が悪かった』なのか。『戦時中だったから仕方が無い』のか。殺されても構わない人間だったのか。」