あらすじ

隻眼の忍者・猿彦(さるひこ)の協力の下で、出世していく西村勘九郎(にしむら・かんくろう)。美濃に起こった大洪水の猛威に恐れをなした領主・土岐頼芸(とき・よりあき)は、勘九郎へ稲葉山城を譲って大桑城に引っ込む。しかし、それに反対する揖斐五郎(いび・ごろう)と鷲巣六郎(わしず・ろくろう)は兵を挙げて、稲葉山城へ向かっていく。猿彦はそんな彼らに対して奇襲戦法を……!?勘九郎と猿彦は美濃の国を手に入れることができるのか?怒濤のクライマックスを迎える完結巻。
片目猿 1巻

さまざまな代表作を持つ巨匠・横山光輝が、若き斉藤道三(さいとう・どうさん)と彼に仕える隻眼の忍者・猿彦(さるひこ)の活躍を描いた戦国時代ストーリー。敵に襲われて瀕死となった猿彦は、油売りの庄五郎(しょうごろう)の家に助けを求める。そこで猿彦を介抱した庄五郎は、彼が持っていた秘密書類を写し取り、それを利用して武士へと推薦される。しかし、その行動に気付いた猿彦から斬られそうになった庄五郎は、出世払いの約束で猿彦のバックアップをとりつけ……!?

片目猿 2巻

隻眼の忍者・猿彦(さるひこ)の協力の下で、出世していく西村勘九郎(にしむら・かんくろう)。美濃に起こった大洪水の猛威に恐れをなした領主・土岐頼芸(とき・よりあき)は、勘九郎へ稲葉山城を譲って大桑城に引っ込む。しかし、それに反対する揖斐五郎(いび・ごろう)と鷲巣六郎(わしず・ろくろう)は兵を挙げて、稲葉山城へ向かっていく。猿彦はそんな彼らに対して奇襲戦法を……!?勘九郎と猿彦は美濃の国を手に入れることができるのか?怒濤のクライマックスを迎える完結巻。