あらすじ平氏の刺客がつぎつぎと「切通し」を攻め、「霊都」に近付いていく一方、戦いばかりしている鎌倉に嫌気がさした義経は故郷の平泉に志乃と帰ることを決めた。しかしそこで、「正史では平清盛は熱病で死んだことになっているが、本当は義経が倒した。そしてその時にとあることが起こった」という前世の真実を知ることに。自らの内に抱えた宿命に、義経はどう立ち向かうのか?