あらすじ

19歳にしてアメリカの大学院で物理の研究をしていた天才学者・朝永悠。彼が大学院から飛び出し、日本で女子高講師として働き始めて半年が経った。2か月前に大学院時代の恩師に自分の研究を乗っ取られたことを知ってから、傷心の日々を送り続ける悠は、そんな折に開催された先生同士の飲み会で泥酔し、同僚の百合音と二人きりで一夜を明かしてしまう。一方、学年主任の小野田の家で暮らし始めた冬子をはじめ、悠の教え子たちの周囲にも、変化が訪れ――。