あらすじ

デカロゴスVSアマゾン!!リッチトレーニングセンターで飯富の特訓を受けたアマゾンスピリット。苦手だったコーナーリングを克服し、ダートの世界頂上決戦・ブリーダーズカップに挑む!そこに立ちふさがるのは、数々の海外G1を制している、砂の世界最強馬・デカロゴス。日本最強馬は世界に通用するのか?
たいようのマキバオーW(1)

G1馬、高知へ凱旋!!マキバオーが帝王賞でダートの頂点に立った少し前、ダービーでも奇跡の勝利を果たした牝馬がいた。彼女の名はファムファタール。なんと彼女は、続けて宝塚記念、そして凱旋門賞を目指すという。しかしそれは、ケガから復活したフィールオーライと同じ道だった……!新旧の怪物が、宝塚記念で激突する!!

たいようのマキバオーW(2)

走りを磨け!!目指すは世界!!福留厩舎に移ってきたグランドコブラ。暴れて手に負えないありさまだったがマキバオーとの対決で、再生への道が見える!!一方本多リッチファームでは、世界を目指して特訓を重ねる日本最強のダート馬アマゾンスピリットにダービー制覇のファムファタールとの併せ馬で思わぬ弱点が発覚!!

たいようのマキバオーW(3)

フランスの地に激震走る!!凱旋門賞に向けフランスに旅立った、フィールオーライとファムファタール。2頭はそれぞれの前哨戦に挑む!ニエル賞に出走したファムは、序盤から他馬を突き放す最強馬・シージに食らいつくが……。そして、フィールが世界中の注目を集め、フォワ賞に出走する!!

たいようのマキバオーW(4)

デカロゴスVSアマゾン!!リッチトレーニングセンターで飯富の特訓を受けたアマゾンスピリット。苦手だったコーナーリングを克服し、ダートの世界頂上決戦・ブリーダーズカップに挑む!そこに立ちふさがるのは、数々の海外G1を制している、砂の世界最強馬・デカロゴス。日本最強馬は世界に通用するのか?

たいようのマキバオーW(5)

砂の頂上決戦!!マキバオージャパンカップダートを爆走!!走りたい!闘志を取り戻し、ため込んでいた思いと力を解放したヒノデマキバオーが完全復活!そして、砂の頂上決戦・ジャパンカップダートが開幕!日本の有力馬、さらに海外からの強豪馬がひしめくなか、マキバオーが爆走する……!!

たいようのマキバオーW(6)

強豪ひしめく東京大賞典!!東京大賞典対策のため、高知初のナイターを走ったマキバオー!!高知でのナイター体験を経て、東京大賞典に挑む!!日本最強16馬が集うこのレース、アマゾン、バスターを制し、マキバオーは勝つことができるか!?

たいようのマキバオーW(7)

芝の女王がダートに襲来!!マキバオー、アマゾンが迎え撃つ!!ダートのフェブラリーSにファムファタールが参戦!!地方競馬の年度代表馬に選ばれたヒノデマキバオーと、アマゾンスピリットに挑む!!芝とダート、王者同士の頂上決戦!!制するのは誰だ──!!?

たいようのマキバオーW(8)

マキバオー世界進出!!だがハヤトにまさかのアクシデント発生!!?ドバイワールドカップ開催!!日本最強馬が続々とドバイ入りするなか、ヒノデマキバオーが、ドバイワールドカップデーの重賞のひとつ、ゴドルフィンマイルに出走することに!!ドバイへ飛ぶマキバオーたちだが、その中にハヤトの姿はなかった……。ハヤトの身に何があったのか?そして相棒不在でレースはいったい!?

たいようのマキバオーW(9)

日本最強馬VS世界最強馬VS世界最高騎手!ドバイワールドカップで激突!!ヒノデマキバオー&山本菅助のコンビでゴルドフィンマイルを制し、ドバイワールドカップへ勢いづかせた日本陣営!だが、日本勢を破り、3連勝する騎手がいた!!ジャガーに育てられたという、ブラジルの騎手・ハグワールは、連勝を重ねたままドバイワールドカップにも出場!アマゾンスピリット&ブロックバスター&デカロゴス、そして規格外の天才騎手ハグワールが最強馬の座を賭け、今、出走する!!

たいようのマキバオーW(10)

ハグワール警報発令中!!世界最高騎手が日本上陸!!修行のためモンゴルに渡った隼人の特別コーチはまさかのミドリマキバオー!?一方、世界最高騎手・ハグワールが、突然日本にやってきた!!高知のココナッツクランチを皮切りに、勝てない馬に次々乗り、勝利を重ねていくハグワール。この勢いを日本勢は止められるのか……!?

たいようのマキバオーW(11)

マキバオーの帝王賞連覇にハグワールが立ちはだかる!!プレミアムタイムに騎乗したハグワールが、ブロックバスターを抑え、東海ステークスに勝利!!ハグワールに連勝を許す日本勢。名指しで宣戦布告されたヒノデマキバオーは、帝王賞に向け、トレーニングを開始する!モンゴルで武者修行していたハヤトも帰国!!マキバオーとのコンビ復活は……!?

たいようのマキバオーW(12)

父・カスケードの思いを背負い、ファムファタールは世界制覇に挑む!!日本馬の悲願である凱旋門賞制覇に向けて、最強牝馬・ファムファタールが始動!トレーニングパートナーにはヒノデマキバオー。そしてコーチには伝説の名馬であり、父でもあるカスケードが召集された。地を這う走法も伝授され、万全な状態でフランスへ!そこには絶対王者・デカロゴスを始め、まだ見ぬ世界の強豪たちが待ち受けていて……!?

たいようのマキバオーW(13)

日本最強馬、凱旋門賞で世界の頂点へ!? マキバオーは初アメリカへ!! 芝の世界最高峰、凱旋門賞のラストの直線!! 絶対王者・デカロゴスを相手に、一歩も引かない最強牝馬・ファムファタール! そこに新たな刺客が迫ってきて……!? 一方、ヒノデマキバオーはアメリカへ! ダート競馬の頂点・ブリーダーズカップに出場するはずが、たどり着いた場所は……!?

たいようのマキバオーW(14)

マキバオーVSムスターヴェルク!! ダート最高峰ブリーダーズカップ決着!!! そして日本へ帰ってきたマキバオーは……。 ダートの世界最高峰・ブリーダーズカップに出場するため、アメリカへと渡ったヒノデマキバオーたち。フェルデンの怪物と恐れられているムスターヴェルクや、アメリカの超大型馬・ジャガーノートが立ちはだかる! 激しい先行争いのなか、必死についていくマキバオーは!? そして日本に帰ってきたマキバオーは、自分の走る意味を見失っていて……。

たいようのマキバオーW(15)

フェブラリーステークスで3強激突!! 日本最強馬となるのは!? そして、マキバオーが新走法を!? ジャパンカップダート勝利者のブロックバスター。東京大賞典を勝ったアマゾンスピリット。そして海外遠征から帰ってきたヒノデマキバオーが、フェブラリーステークスで激突! ファムファタールの一言から走る意味を取り戻したマキバオーは、カスケードの下で新走法に取り組んで……!? それぞれ万全の状態で迎えた頂上決戦! 日本最強の称号を手にするのは!?

たいようのマキバオーW(16)

ミドリマキバオー招集!! チームドバイにヒノデマキバオーが挑む!! ブロックバスター、アマゾン、マキバオーの3強が集う、国内ダート頂上決戦・フェブラリーステークス。国内を制するのは一体誰だ!!? そして、マキバオーは次走のためドバイへ。ドバイ勢にはミドリマキバオーがコーチに!? 各強豪たちの準備が整う中、ドバイワールドカップがスタートする!!

たいようのマキバオーW(17)

マキバオーの勝負根性か!? ベンダバールの末脚か!? ムスターヴェルクの爆発力か!? 今、世界一が決まる!! 日本代表の誇りを胸に、世界一の舞台・ドバイワールドカップに挑んだヒノデマキバオー。レース序盤で先頭争いから抜け出し、そのまま予想外の大逃げに! 迫るムスターヴェルクとベンダバールに対抗し、新走法・ロデオスペシャルを繰り出すが……!? 限界を超えた戦いを制し、世界一をつかみ取るのは!? そして、帰国したマキバオーは、最大の目標である凱旋門賞に向かって再始動。初の芝に挑戦するが……!?

たいようのマキバオーW(18)

マキバオー、初の芝挑戦へ!! そしてダイナスティは、高知経由で凱旋門賞へ!? 最大の目標・凱旋門賞に向けて、再始動したヒノデマキバオー! ダート馬としては異例のG1・宝塚記念に挑戦することに! 初めての芝のレースとなるが、得意のスタートダッシュを決め、好位置でレースを進めていき……!? 一方、同じく凱旋門賞を目指すダイナスティは、高知で調整することに。

たいようのマキバオーW(19)

日本最強馬ダイナスティ、最終決戦の舞台・フランスへ!! マキバオーは凱旋門賞に黄色信号!? 凱旋門賞の前哨戦、ニエル賞へ出馬するダイナスティ。海外デビューでまさかの出遅れ!? 果たしてこの試練を乗り越え、凱旋門賞へつなぐことができるのか!? 一方、マキバオーも本格始動。だがトレーニング開始早々故障発生!? 夢の舞台、凱旋門賞への出場なるか!? そして最大のライバル・騎手のハグワールはアマゾンでバーナコーを追い!?

たいようのマキバオーW(20)

日本の悲願・凱旋門賞制覇へ!! ダイナスティ&マキバオー すべてを懸けた最終決戦、完全決着!! 脚のケガ、海外挑戦、芝転向……。様々な困難を乗り越え、ついに世界最高峰・凱旋門賞の舞台に立ったマキバオー。強豪馬がひしめくなか、スタートダッシュを決めるが、怪物ムスターヴェルクもぴったりとそれをマーク! 後方からは前年度覇者・ベンダバールと、日本最強馬・ダイナスティが虎視眈々と狙う。そしてレース中盤、名手ハグワールが予想外の動きをみせ、ペースは一気に加速! “激流”に巻き込まれるマキバオーだが……!? 限界を超えた先に待つ、世界最強馬の称号を手にするのは!?

たいようのマキバオーW

文太ことヒノデマキバオーの物語、完結!

たいようのマキバオーW つの丸
酒チャビン
酒チャビン

初代から続いてきたマキバオー一族の物語ですが、こちらの作品で文太ことヒノデマキバオーの物語は一旦完結です!!! 前作「たいようのマキバオー」のラストでいよいよG1馬となった文太が、今度は国内最強からの世界最強を目指します!!! 初期に相手にもされてなかった強力なライバルたちも、すっかり衰え、立場も逆転し、引退していくなか、文太はさらなる高みを目指します!! 全般を通して上質なスポ根マンガなのですが、つの丸先生特有のギャグエッセンスも効いていて、心地よいです。 最終巻のめちゃ緊迫している引退レースの本馬場入場のシーンに、渾身のギャグがぶちこまれてるのがすごくギャップがあり、面白かったです。引退レースの結果もすごく良かったと思います。 読み終わった後は、上質のサウナと水風呂からあがったような心地よい疲れとやりきった感があり、毎回読破後はしばらく呆けてしまいます。 一点、★をマイナスするほどではないのですが、たれ蔵が結構有能なトレーナーになっていてちょっと違和感というか、寂しいです・・・ 「んあ〜〜?〇〇なのねん。」的な部分に愛くるしさを感じていた身としては、親戚の子供がちょっと見ないうちに身長170を超え、声変わりしていたときの気持ちになります。成長といえば成長で、それ自体良いことなのかもしれませんが、何か複雑です。