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終戦間もない昭和の日本。女学校に通う楠本頼子と柚木加菜子は、最終列車に乗って湖に行く計画を立てる。当日、加菜子は到着した電車に轢かれてしまう。偶然居合わせた警視庁捜査一課の木場刑事は、混乱した現場で頼子の監視を頼まれる。加菜子の安否を気遣う頼子とともに、運ばれた病院に向かった木場は、そこで加菜子の姉と名乗る女性、柚木陽子と出会う。それは、木場が憧れていた女優、美波絹子その人だった。京極夏彦の大ベストセラー小説のコミック版ついに刊行!!
昭和27年。戦後刑事になった木場修太郎は、偶然列車事故に巻き込まれる。列車に轢かれた女学生の加奈子に会うため、現場にいた頼子とともに、匣の形をした建物へ向かった。売れない作家関口巽は、バラバラ連続殺人事件を取材していた。探偵榎木津礼二郎は、依頼人から人捜しを頼まれる。それぞれの事件が、やがてひとつに、京極堂こと中禅寺秋彦のもとに集約されていく─―。
人身事故に巻き込まれた木場修太郎。そこで出会った二人の少女。搬送先の病院で出会った銀幕女優。木場の運命的な出会いと強すぎる思いが、さらなる悲劇への幕を開ける。そして深秘の御筥様。柚木加菜子の失踪。楠本頼子の供述。手袋を嵌めた黒衣の男。パズルのピースのごとく散り散りになった情報が中禅寺秋彦の元に集約される。そこで導き出された答え。しかし現実は、答えのさらに先へ進みだしていた─―。
昭和二十七年、日本を震撼させた武蔵野連続バラバラ殺人事件。被害者たちの共通点を見出した作家の関口巽、雑誌記者の鳥口守彦、探偵榎木津礼二郎たちは事件を調査し、真実へと辿り着く。そして物語に終わりをもたらす黒衣の男が、魍魎の憑き物落としを始めるのだった─―。
中野の古書肆兼宮司兼拝み屋を生業とする中禅寺秋彦こと京極堂。「深秘の御筥」の憑き物落としを終わらせた京極堂は、武蔵野連続バラバラ殺人事件と、柚木加菜子の関係者の憑き物落としを行うため、美馬坂のもとに出向く。五幕に及ぶ憑き物落としで、凡てを救うことができるのか――。戦慄のミステリ、堂々完結!!