あらすじ

翔平(しょうへい)に圧倒されるミダレガミは、柱の女達と鉄(くろがね)の民の区別なく自らの糧とすべく魂を喰らい続ける。そして、奈落の口が開いた……!!――姉の仇を討つため黒首島(くろくびとう)に渡った翔平と数千人の女達の苦痛を喰らい続けてきたミダレガミの最後の戦いの幕が上がる!押切蓮介自らが「僕にとってはこれを描くために今まで頑張ってきた作品といっても過言ではないのです。」と語る、著者渾身の大長編ホラー活劇、堂々完結!!
ゆうやみ特攻隊 1巻

姉の仇は極悪霊!?最愛の姉を目の前で悪霊に殺された翔平(しょうへい)は、復讐を誓い心霊探偵部の扉を叩いた。拝金主義の花岡(はなおか)隊長のパシリ兼霊感犬2号の栄誉あるエサ係という屈辱に耐え、ヘタレ翔平の仇討ちへの長く険しい道のりが始まる。押切蓮介、会心の肉弾ホラーギャグ!!!!!!!!

ゆうやみ特攻隊 2巻

姉を殺した悪霊の手がかりを追って、かつて両親が命がけで逃げてきた悪夢の島へ。【黒首島編】(くろくびとうへん)開幕!!――姉を殺した悪霊の手がかりをつかんだ辻翔平(つじ・しょうへい)は、花岡(はなおか)隊長ら心霊探偵部の面々と共に黒首島に渡る。翔平の母の故郷でもあるその島は、恐るべき因習に今なお支配されている悪霊と悪鬼の巣窟であった……!!1巻のギャグテイストから一転、少年漫画の限界に挑む、猟奇と戦慄の肉弾ホラーアクション!

ゆうやみ特攻隊 3巻

こんなことするのは……人間じゃない。――心霊探偵部の面々が乗り込んだ悪霊の棲む孤島、黒首島(くろくびとう)。そこでは、悪霊“ミダレガミ”を神と崇め、生け贄を捧げる風習を現代においてなお残していた。翔平(しょうへい)は、今年の生け贄に選ばれた少女・紗由(さゆ)と共に悪霊を使役し島を支配する鉄(くろがね)一族に拉致される……!!少年漫画の限界に挑む、猟奇と戦慄の肉弾ホラーアクション!

ゆうやみ特攻隊(4)

拉致、拷問、生け贄――悪霊ミダレガミを神と崇め、自らの我欲のために悪鬼の所行を繰り返す鉄(くろがね)一族。花岡(はなおか)隊長までもが鉄一族に捕らわれ、ついに心霊探偵部の全員が「煉獄部屋」送りに!そこは、苦痛と絶望の嗚咽に満ちた悪夢の展示場だった。はたして翔平(しょうへい)達は生きて「煉獄部屋」を出られるのか!?そして、カエが見た鉄一族と黒首島(くろくびとう)のおぞましき秘密とは!?少年漫画の限界に挑む、猟奇と戦慄の肉弾ホラーアクション!

ゆうやみ特攻隊(5)

煉獄で鉄月(くろがねゆえ)の残虐な拷問を受け続けていた囚われの花岡(はなおか)隊長。救出に来た翔平(しょうへい)とカエもまた鉄一族の配下に取り押さえられ、処刑執行を宣される。万事休すと思われた時、毒針を受けて動けないはずの花岡隊長が、拘束された柱ごと立ち上がる。姫山(ひめやま)高校心霊探偵部の反撃が、幕を開けた!!

ゆうやみ特攻隊(6)

翔平(しょうへい)や花岡(はなおか)隊長達による鉄(くろがね)一族への反撃は、おびえ暮らす黒首島(くろくびとう)の人々に一抹の波紋を投げかけるが、それでも鉄の恐怖に縛られた村人達は動こうとしない。そんな中、翔平達を「光の者」と呼び、接触してくる者が現れる。一方、ミダレガミに捧げる生け贄として追われる紗由(さゆ)と「鉄指の紳士」黒井(くろい)の前に、おぞましき変体死霊を操る「亡霊使い」が迫っていた!!

ゆうやみ特攻隊(7)

コイツはヤバすぎる。少年漫画の限界に挑む肉弾ホラーアクション!――父の亡骸と花岡(はなおか)隊長を前に、鉄(くろがね)一族打倒とミダレガミに捧げられた全ての魂を救うことを誓う翔平(しょうへい)。おおつごもりの「祭り」を目前にして、心霊探偵部の面々、一族に反旗を翻した萌(はじめ)ら、シズルをリーダーとする抵抗勢力うわばみ隊が手を携えて黒首島(くろくびとう)を解放すべく立ち上がる!!

ゆうやみ特攻隊(8)

そして、運命の日が訪れる。鉄(くろがね)を倒すか、屈して殺されるか、この日すべてが決着する!!花岡(はなおか)隊長、哮(たけ)る!――翔平(しょうへい)達が島に渡って10日目。ついに12月31日、ミダレガミが降臨するおおつごもりの祭の日がやってきた。300人を超える贄(にえ)を惨殺する狂祭に乗じて花岡隊長らは反乱の烽火(のろし)を上げるが……!?

ゆうやみ特攻隊(9)

ついに「うつぼ神」の力に覚醒した翔平(しょうへい)が、不死身の魔人・鉄龍生(くろがね・りゅうき)と激突する!黒首島(くろくびとう)で無惨に散っていったすべての者達の無念の想いをこめた怒りの拳が龍生の体を穿つ!!一方、反乱勢力の奇襲の混乱から立ち直った鉄一族は夜明けと共に反攻に出ようとしていた――。

ゆうやみ特攻隊(10)

おおつごもりの大祭当日、日付が変わる頃に蜂起した黒首(くろくび)島反抗勢力だったが、夜明けと共に始まった鉄(くろがね)一族の反攻により次第に劣勢となっていく。両者の戦いの最中、手薄な反抗勢力の隠れ家が鉄一族に狙われ急襲される。隠れ家にいた翔平(しょうへい)と島民達を救うべく急ぐ花岡(はなおか)隊長。しかし、そこにはすでに鉄翠(すい)が翔平達を人質に、卑劣な罠をもって待ち受けていたのだった……!!

ゆうやみ特攻隊(11)

ミダレガミ降臨!!翔平(しょうへい)や花岡(はなおか)隊長達が黒首(くろくび)島に上陸して10日目の12月31日(おおつごもり)。島を支配する鉄(くろがね)一族への反乱の烽火(のろし)から始まったこの日、夕闇の訪れと共に黄泉の門が開き、ミダレガミがついに降臨した。姫山(ひめやま)高校心霊探偵部1年生部員、辻(つじ)翔平の最後の戦いが始まる!!

ゆうやみ特攻隊(12)

ついに姉の仇たる大悪霊ミダレガミの前に立つ翔平(しょうへい)。黒首(くろくび)島で贄として、あるいは戯れに命を夢を将来を奪われた数知れぬ人々の無念の想いを乗せた翔平の一撃!しかし、その拳は霊体であるミダレガミに届くことはなかった。花岡(はなおか)隊長の死をも乗り越えてきた翔平の戦いはここで終わってしまうのか!?

ゆうやみ特攻隊(13)

翔平(しょうへい)に圧倒されるミダレガミは、柱の女達と鉄(くろがね)の民の区別なく自らの糧とすべく魂を喰らい続ける。そして、奈落の口が開いた……!!――姉の仇を討つため黒首島(くろくびとう)に渡った翔平と数千人の女達の苦痛を喰らい続けてきたミダレガミの最後の戦いの幕が上がる!押切蓮介自らが「僕にとってはこれを描くために今まで頑張ってきた作品といっても過言ではないのです。」と語る、著者渾身の大長編ホラー活劇、堂々完結!!