あらすじ時はあっと言う間に流れるものでコロナちゃんも晴れてピッカピカの小学生。といっても別れとか新しい出会いもなく、校舎も先生も同じで相変わらずの日々が続いていきます。それでもささやかな事件はちょこちょこと起こります。怪しい霧に包まれて一家が音信不通になってみたり、コロナちゃんが初の惑星外お出かけをしたり、虹男の悪巧みが初めて大当たりしたり、ベルカが生死にかかわる病気をしたりします。放浪画家さんや、マルチプルタイタンパーも登場!!
あさりよしとお 氏の代表作品 氏の作品を読んだことのない方に、どの作品をオススメするかと考えたら この 宇宙家族カールビンソン を挙げると思います。 80年代から00年代まで続いた作品で、初期の絵柄は THE 80年代っぽいですが、 あさり氏が80年代の絵柄を作ってきた一人だと私は考えています。 基本的には一話完結のストーリー あらすじにあるように、 宇宙船同士の事故を起してしまった宇宙の旅芸人たち 事故相手の宇宙船で生き残った赤ん坊をコロナと名付け、迎えが来ても自分の星での生活に困らないように、残った資料からその星の「家族を演じ」ます。 コロナの星は「地球っポイ星」なので、どことなくズレた日本っぽいやり取りがクスりときます。 かなり濃ゆいメンバーが出てきますが、やはり「おとうさん」が自分は好きで 彼の「過去の話」は今でも強烈に覚えています。 一話一話、ギャクテイストではありますが、全体を通して少し儚さがあります。 壊れてしまいそうな部分をみんなが必死に支えている感じが、とっても染みます。 全11巻との表記がありますが、明確に終わっているわけでは無い作品です