あらすじライカー家vs.ベルカー家決戦!!血縁者3人一組で戦われる武闘大会!ルール無用の格闘技という名の潰し合い!ひしゃげる筋肉、飛び散る血しぶき、関節はきしみ、骨は砕け、敗者の断末魔の叫びが試合場にこだまする……!そんな凄惨な格闘大会――その名も“家族そろって喧嘩(ゴロ)合戦”の火蓋(ひぶた)が切って落とされた!!果たして、ステレオに瞬間湯沸かし器、そしてレトルトカレー1年分は、どの家族の手に……!?
あさりよしとお 氏の代表作品 氏の作品を読んだことのない方に、どの作品をオススメするかと考えたら この 宇宙家族カールビンソン を挙げると思います。 80年代から00年代まで続いた作品で、初期の絵柄は THE 80年代っぽいですが、 あさり氏が80年代の絵柄を作ってきた一人だと私は考えています。 基本的には一話完結のストーリー あらすじにあるように、 宇宙船同士の事故を起してしまった宇宙の旅芸人たち 事故相手の宇宙船で生き残った赤ん坊をコロナと名付け、迎えが来ても自分の星での生活に困らないように、残った資料からその星の「家族を演じ」ます。 コロナの星は「地球っポイ星」なので、どことなくズレた日本っぽいやり取りがクスりときます。 かなり濃ゆいメンバーが出てきますが、やはり「おとうさん」が自分は好きで 彼の「過去の話」は今でも強烈に覚えています。 一話一話、ギャクテイストではありますが、全体を通して少し儚さがあります。 壊れてしまいそうな部分をみんなが必死に支えている感じが、とっても染みます。 全11巻との表記がありますが、明確に終わっているわけでは無い作品です