未知のウイルスにより人類は壊滅、子供だけが生き残り、地下都市で吸血鬼に支配されていた。勝気な少年・百夜優一郎は仲間たちの犠牲のもと、ただ一人脱出に成功、復讐を誓う。優一郎が見た新しい地上の世界とは!?
ついに月鬼ノ組の研修生になった優一郎。だがクラスには君月という問題児が…。二人は上位の鬼呪装備獲得に向け争うが!?一方、死亡したはずのミカエラが、成長した姿で地上に出現!その存在は正か邪か!?
念願の吸血鬼殲滅部隊に配属された優一郎。自信過剰気味な三葉が部隊に加わり、渋谷より出撃!だが優一郎の勝手な行動で、初戦から仲間を危険にさらし…。また新宿攻略中の吸血鬼は圧倒的な強さを見せて…!?
吸血鬼との新宿攻防戦、貴族を相手に苦戦するグレンのチーム。圧倒的力を前になす術なく敗北を喫してしまうのか…。そこに駆けつける優一郎は、鬼刀・阿朱羅丸を引き抜き敵に斬り付けるのだが、その相手とは!?
意識を戻した優一郎に、柊家の過酷な尋問が降りかかる…。柊家の傲慢な態度に接し、優一郎は改めて仲間の大切さを実感する。ミカエラを救うため、仲間のため、優一郎は更なる《鬼呪装備》強化の修業に燃えるが!?
鬼呪装備の修業で優一郎は、阿朱羅丸と対決・対話する。鬼である阿朱羅丸をも仲間と呼ぶ優一郎にさらなる力は身に付くのか!?君月の修業も経て、チームの絆は深まるが、軍部や吸血鬼には不気味な動きが…!?
名古屋出撃命令を受け、優一郎たちは部隊の集結地へ向かう。だが大遅刻をしグレンの怒りを買ってしまう。隊全体に闘志と緊張が漂う中、遅刻の罰を受けることになる優一郎は!? また作戦を共にする小隊と出会い…。
名古屋での吸血鬼殲滅作戦で優一郎たちは鳴海隊と連係し、貴族の吸血鬼に挑む。チームワークが勝敗の鍵だが…。一方、他の部隊には死者も出て、クローリーに人質まで取られる事態に。部隊を率いるグレンは!?
名古屋での作戦中、人質となった仲間を救うべく行動する月鬼ノ組だが、対する貴族クローリーの強さは圧倒的…。優一郎も参戦するが、グレンまで深手を負って囚われてしまう。グレンを見捨てられない優一郎は!?
前線から撤退中の月鬼ノ組は、優一郎を助けるため単身で現れたミカエラと遭遇し、戦闘を開始する。傷を負いながらも、優一郎をただ一心に想うミカエラの姿に心を打たれたシノアたちは、思いがけぬ行動を…!?
月鬼ノ組が撤退した名古屋空港で軍の幹部・柊暮人が、恐るべき実験を開始し犠牲者が続出…。仲間を救うべく駆けつける優一郎とミカエラだが、囚われていたグレンが吸血鬼と共に現れ事態は更なる混迷に陥り!?
帝鬼軍から離脱したシノア隊の前へフェリドとクローリーが現れる。その圧倒的強さに優一郎たちは逃走を断念、協力を余儀なくされる。そこでフェリドが取り出したとある物とは!? 一方、グレンは新宿に帰還し…。
「グレンが世界を滅亡させた」と語る吸血鬼の言葉に動揺する優一郎たち。フェリドと共に大阪湾に向かうが、そこでは捕われのクルルの前に謎の人物が出現。海外からも上位始祖が到着。一体、フェリドの目的とは…!?
日光拷問に処されたクルルらを救うには、さらなる強さが必須。そのためフェリド邸に入った優一郎たち。だがそこでは想定外の事態が多発! 吸血鬼を仲間として信頼できるのか、ミカエラと語り合うシノア隊だが!?
大阪にいる優一郎らの前に、裏切ったはずのグレンが現れた。グレンは、一連の出来事の黒幕は柊ではないと告げる。では真の黒幕とは一体…。同じ頃、渋谷では暮人がクーデターを敢行。事態はますます混迷し…!?
キ・ルク戦が開幕。綿密な陽動作戦を立案するも、大苦戦するグレンたち。優一郎も心臓を貫かれ…。恐るべき第五位始祖戦の勝敗は!? その後、優一郎たちは名古屋のグレンの実家に。そこで見るある施設とは?
名古屋のグレンの実家に封印されていた天使・第六のラッパ吹き。人を滅ぼさんとする天使は、優一郎を殺そうとするが、優一郎は襲いくる天使をも救うと決意。壮絶な争いの中、シノアらも優一郎を援護するが…!?
日本帝鬼軍の本拠地である渋谷に戻ってきた優一郎たち。彼らは招かれざる客ながら、柊家当主・暮人に迎え入れられる。しかしミカエラは禍々しい気配を感じとる。それは、暮人に取り憑く四鎌童子のもので…!?
四鎌童子がシノアの心に侵入! 真祖復活の気配は吸血鬼や百夜教にも伝わる。フェリドはシノアの首を切ろうとするが…。帝鬼軍vs百夜教vs吸血鬼、開戦の狼煙が上がる頃、優一郎と阿朱羅丸の記憶にも変化が!!
帝鬼軍と百夜教の争いは激化。人間と吸血鬼が相乱れ争う事態に。その最中、真祖と斉藤がついに対峙し、神の如き戦いを展開。同じ頃、グレンと真昼が謎の行動を開始。二人が「裏切り」と呼ぶ行為とは果たして!?
囚われの優一郎の前に、グレンが現れるが、拘束を解こうとしない。ミカエラの前には真昼が現れ戦闘に! そして優一郎とミカエラを見つめるノ夜…。グレンを信じる優一郎だが、ミカエラと共に逃走を決意して…!?
シノアらが優一郎救出に走る中、ミカエラの命が消えかけ、悲しみのあまり自棄になる優一郎。「俺を殺せ」と言う優一郎に、阿朱羅丸が発した言葉とは? 一方、フェリドは、重傷の斉藤に止めを刺そうとするが…!?
ミカエラの惨劇から逃れたシノア隊はひと時の休息を得るが、君月は優一郎との力の差を痛感し…。そして目を覚ましたクルルが明かす、八年前の出来事、真昼の企てとは!? シノアが回顧する姉との思い出とは?
四鎌童子の命令でミカエラの魂の捕獲に動く阿朱羅丸。内面世界でミカエラとの激しい戦闘を開始して…。一方、四鎌童子の覚醒を抑え込むシノアがこの命令を察知。優一郎たちはミカエラの鬼呪装備化を急ぐが!?
シノアが抑え込んでいた四鎌童子がついに目覚めるが、何故か柊姉妹の中から去り…。一方、優一郎はミカエラを救うため、彼と戦うことに。戦いの中、優一郎の心の奥深くに入り込んだミカエラが見たものは…!?
優一郎の過去を見たミカエラは、心を開き鬼になる決意をする。だがそれを妨害する四鎌童子の攻撃は止まない。その時、君月や与一ら「家族」が二人を救うべく参戦! ミカエラは鬼となり四鎌童子を討てるのか!?
グレンの計画を聞くための移動途中、優一郎は「家族を殺したか」と問う。言葉に詰まるグレンに、明確な返事を求めた優は切り結ぶこととなり…。グレンは優一郎の成長を、優一郎はグレンの強さを感じつつ戦うが…!?
家族の命かミカエラの命かの選択をせまられる優一郎。家族を選べと説得するミカエラ。涙を流し語り合う二人…。優一郎が下した決断とは!? そして更なる強さを欲する優一郎は阿朱羅丸に力の供与を求めるが――。
グレンとも四鎌童子とも違う自分の道を選び、シノア隊を離脱した優一郎とミカエラ。「ぜんぶを救う」を目指す二人きりの旅が始まる! 最初に過去の記憶探索を行うことになるが、それには大量の欲望(エネルギー)が必要で…。
記憶を探るため過去を旅する優一郎とミカエラ。新たな扉の先には人類誕生以前の衝撃の光景が!! そこにはミカエラそっくりの天使の姿も…。さらに二人は天使の巨大都市に辿り着く。二人が目撃するものとは…!?
人間と吸血鬼の戦闘モノという感じです。壮大なストーリーで読み応えあり!!子供の頃の壮絶な体験、吸血鬼を倒すための厳しい訓練、かつての仲間が敵に・・・展開は王道少年漫画らしさもありながら、原作者さん小説家さんだからか、繊細な感情を感じるシーンもあります。吸血鬼もので、かつ学園ものという設定ですが、家族のように仲の良かった2人が立場的に敵になる葛藤とか苦悩がたまりません!とにかく伏線がすごいので全体像がわかるのが楽しみです。親友を助けたところでやや展開が失速するがそのあとの盛り返しも好きでした。
ある日突然、未知のウイルスによって世界は滅びた。 生き残ったのは子供だけ。 彼らは地の底から来た吸血鬼によって支配されていた。 8歳の時、優一郎は親に殺されかけ、孤児院へと連れてこられた。 同い年のミカエラをはじめとする、新しい家族。 しかし突如致死性のウイルスが蔓延、大人たちが倒れていく中、地下にいた吸血鬼たちに優一郎たちは保護される。 それから4年後、吸血鬼たちに支配されながらも、ミカエラは脱出の計画を練っていた。 優一郎は家族たちとともに逃げ出そうとするも、吸血鬼の罠にはまり全滅、隙をついて優一郎のみ脱出に成功する。 そこは、世界は、滅んでなどいなかった。 優一郎たちは吸血鬼にずっと嘘の話を聞かされていたのだった。 そこに吸血鬼殲滅部隊を名乗る軍人グレンが現れる。 優一郎は彼に拾われ、吸血鬼たちへの復讐を誓う。 フェリド様めっっっちゃ好き……ずるいやろあんなん…… ストーリーというか構成というか、厚みあるのにすごく読みやすい。 画が綺麗だし、するすると読める。 フェリド様が良すぎてそれだけで読む価値がある。 自分のツイート検索したら7年位前あらぶってて笑いました。 フェリド様を宜しくお願いします。
荒廃した世界、吸血鬼という圧倒的支配者、絶望的な戦力差。「復讐」から始まって、やがて「絆」へと成長していく物語。頼れる師匠(めっちゃ強い)でもまるで歯が立たない中ボスクラスの敵がわんさかいる超ハードモードっぷりにぞくぞくしますね。 現行のダークファンタジー漫画ではトップクラスの面白さですね。いくら鏡貴也と山本ヤマトの豪華タッグとはいえこのクオリティはちょっと凄いなと思ったところ、よく調べたら小説のコミカライズではなく最初から漫画原作での起用だったんですね。道理で素晴らしい少年漫画です。 キャラクターも粒揃いで、主人公・優一郎も最初はただの考えなしの馬鹿かと思いきや、だんだんと良い味が出てきます。仲間の少女シノアとの独特の掛け合いも面白くて、からかう少女とうろたえない主人公の構図が新鮮です。
人間と吸血鬼の戦闘モノという感じです。壮大なストーリーで読み応えあり!!子供の頃の壮絶な体験、吸血鬼を倒すための厳しい訓練、かつての仲間が敵に・・・展開は王道少年漫画らしさもありながら、原作者さん小説家さんだからか、繊細な感情を感じるシーンもあります。吸血鬼もので、かつ学園ものという設定ですが、家族のように仲の良かった2人が立場的に敵になる葛藤とか苦悩がたまりません!とにかく伏線がすごいので全体像がわかるのが楽しみです。親友を助けたところでやや展開が失速するがそのあとの盛り返しも好きでした。