あらすじ

「金どころか命だって投げだす純粋さ…!それがギャンブラーという大馬鹿者や!」――。結城京介(ゆうき・きょうすけ)とゴルフ対決した宇海零(うかい・ぜろ)は、3メーターのパットを決めれば勝利する京介に、パットが入らなくなる魔法として一千万を賭けた追加勝負を申し込む。それを侮辱と受け取り、あえて勝負を受理した京介は、恐るべき集中力で完璧なパットを打つのだが……!?
賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(1)

「一発勝負なら、種目を選ばず、必ず勝つ!不敗伝説のギャンブラー!!」――。「王への試験」から数年後、行き場を失う老人達のため、ゴルフ学生チャンピオン・結城京介(ゆうき・きょうすけ)へゴルフ勝負を挑む、不敗のギャンブラー・宇海零(うかい・ぜろ)。そしてクラブを握った事もないゴルフ初心者の零は、なめるなと憤る京介に「勝つのはオレなんだ!」と宣言して……!?

賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(2)

「金どころか命だって投げだす純粋さ…!それがギャンブラーという大馬鹿者や!」――。結城京介(ゆうき・きょうすけ)とゴルフ対決した宇海零(うかい・ぜろ)は、3メーターのパットを決めれば勝利する京介に、パットが入らなくなる魔法として一千万を賭けた追加勝負を申し込む。それを侮辱と受け取り、あえて勝負を受理した京介は、恐るべき集中力で完璧なパットを打つのだが……!?

賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(3)

「無能で不当なVIP!お前とは違う!正当に勝つ主義さ!」――。悪名高いポーカー女王・エリザベス・ジュンコと、全歯を賭けた「100枚ポーカー」勝負をする宇海零(うかい・ぜろ)。そして金の力で勝負を有利に持ち込むジュンコの戦略によって最悪のスタートを切った零は、ジュンコに3連勝されて絶対的窮地に陥ってしまうのだが……!?

賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(4)

「「勘」でなく神がかる!!息の根を止める!ジュンコの!」――。エリザベス・ジュンコとの100枚ポーカーに勝利して7000万を手に入れた宇海零(うかい・ぜろ)は、ジュンコの使いだと名乗る者から再勝負を挑まれる。それを受けて立った零は、100枚ポーカーにポーカーの役10種すべてを使っての対抗戦を条件にして、リベンジに燃えるジュンコと再び対決するのだが……!?

賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(5)

「どう?バカバカしいだろ?これぞ博打!!」――。9億1000万をゲットして居酒屋で祝勝会をしていた宇海零(うかい・ぜろ)は、向かいの席で芸能事務所の社長が所属している女性タレントにイジメのようなパワハラをしているのを目撃する。そしてその事務所から彼女を解放してあげようと考えた零は、1000万を賭けた荒唐無稽なビール注ぎ勝負を社長に持ちかけて……!?

賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(6)

「分かったぞ!あんたの真意……!」――。監禁された宝桜コーポレーション創立者・宝条喜十郎(ほうじょう・きじゅうろう)を救い出すため、謎の暗号文「諭吉の独り言」の解読に取り組む宇海零(うかい・ぜろ)。一方、その暗号文が隠し財産の場所だと信じた社長・貴光(たかみつ)は、天才と呼ばれる息子・タツキを仲間に入れて……!?

賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(7)

「恨みっこなしですよ!誰が勝っても!」――。「諭吉の独り言」を解読して、宝桜富士見の丘ファミリータウンへやってきた宇海零(うかい・ぜろ)。そして社長・貴光(たかみつ)やタツキ、専務・岡島(おかじま)と合流した零は、富士見の丘ファミリータウンの土留めブロックに隠された3779の謎を解き明かす。そして「仏陀の最期看取る宝沼で」というメッセージにたどりついた零は……!?

賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(8)

「だって直感勝負じゃん、零と僕、どっちが先に閃くか!」――。「仏陀の最期看取る宝沼で」というメッセージにたどりついた宇海零(うかい・ぜろ)は、宝沼がある軽井沢の別荘へ行く。そこで謎を解くヒントがあると思われる書斎へ入った零は、先に来ていたタツキにでかいヒントがあったと挑発される。しかし零は、タツキが目をつけた窓からの景色ではなく、机に積まれた大量の本に注目するのだが……!?

賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(9)

大財閥・宝桜グループ会長の宝条喜十郎の椅子で見た富士見の丘ファミリータウンの暗号文、すべてはそこから始まった。サイコロに書いてある文を読んだ零は、何か重大な見落としがあることに気づく。千葉、山梨、長野と翻弄され、振り回されたが、それもついに終わるのか!?何が真実で何がフェイクか、喜十郎の宝部屋が明かされる!!

賭博覇王伝 零 ギャン鬼編(10)

喜十郎の隠し財産の在処を探す零やタツキたち。喜十郎が残した謎を解明する零は、ついに最後の謎に辿り着いた。最後の関門、ラストの暗号を解く零たちの前に、計算が合わない数式が。3つの足し算のうち、二つが合っていない数式だが、計算間違いではなく、別の見方をすることにより意味があるはず。零はその謎を解くことができるのか!?