あらすじ一触即発のワールド・シリーズ第2戦、初回裏。アリゾナ・カウボーイズ先発の甲斐孫六(かいまごろく)は、初戦で孫六ボールを捉えたテーターを三振に打ち取る。だが、続く打席は三冠にもっとも近い男・ポルス。初戦で渾身の球を見切られてリベンジに燃える孫六――。しかし、ニューヨークナイツのドネリー監督をして、バッティング・マシーンと言わしめた技術者を相手に、孫六は三振を取る事が出来るのだろうか……!?