あらすじ

浄水場の一件で、教祖「神島紫門(かみしま・しもん)」は死に、「J」は行方不明。テロリストによる脅威は去ったかに思えた。しかし、まだ「THIRD-i(サード・アイ)」の知らない新たな指導者「K」により、テロは地下で進んでいた。恐るべし「K」の正体、そして「BLOODYMONDAY」の真の意味が明らかに!!
BLOODY MONDAY 1巻

クリスマス・イヴの夜、ロシアで成立したウイルス取引。目的は不明。わかっているのは、組織の一味であるマヤという謎の女性の存在と「ブラッディ・マンデイ」というキーワード。そして日本で起こった、ロシア連邦保安庁諜報員の殺害事件――。高木藤丸(たかぎ・ふじまる)は、天才ハッカー・ファルコンという別の顔を持つ高校生。公安調査庁の秘密組織「THIRD-i(サードアイ)」に勤務する父・竜之介から依頼された仕事が、彼を凄絶なるテロリストとの戦いに引きずり込んだ!!

BLOODY MONDAY 2巻

天才ハッカー・ファルコンこと高木藤丸(たかぎ・ふじまる)は、ロシアで起こった事件の鍵を握るファイルの映像を解読した。そこに映っていたのは、藤丸の通う学校の教師・折原マヤ!?マヤを疑う藤丸だが、逆にだまされ彼女を信用してしまう。仲間たちと殺人容疑をかけられ行方不明となった公安調査庁勤務の父・竜之介を追っているうち、藤丸の妹の遥(はるか)が誘拐された。ファルコンとテロリストたちとの、息詰まる心理戦が始まった!!日本震撼の衝撃的(ショッキング)サスペンス!!

BLOODY MONDAY 3巻

ウイルスによるテロ計画「ブラッディ・マンデイ」に巻き込まれたファルコンこと高木藤丸(たかぎ・ふじまる)。親友・音弥(おとや)の助言により、女教師マヤの正体に気付いた藤丸はマヤの家に侵入。疑われていることを承知で、マヤとの心理戦を繰り広げる。見事マヤを捕獲した藤丸と音弥は、行方不明の藤丸の父を探して生物科学研究所へ。そこでは藤丸の父と、彼を狙うテロリストの銃撃戦が繰り広げられていた!研究所の防犯システムに侵入したファルコンは、テロリストの野望を防げるのか!?

BLOODY MONDAY(4)

天才ハッカー・ファルコンこと高木藤丸(たかぎ・ふじまる)は、ウイルスによるテロ計画「ブラッディ・マンデイ」と、2年前に起こった警視庁毒ガステロ事件との接点に気付く。そして、収監中のテロリスト・折原マヤは、情報を提供する代わりに恩赦を要求してきた。しかしそれは、「THIRD-i(サードアイ)」に侵入しているスパイと一緒に脱出するための作戦だった。スパイはいったい誰なのか?息詰まる心理戦の中、藤丸はテロ組織の手に落ちる――!!

BLOODY MONDAY(5)

日本中を震撼させるテロの脅威!最凶ウイルス『BLOODY-X』がついに、その牙を剥く――!!ウイルスによるテロ計画「ブラッディ・マンデイ」に巻き込まれた藤丸(ふじまる)は、今回の計画の首謀者が、2年前に警視庁でテロ事件を起こした宗教団体であることを知る。さらに藤丸は宝生がスパイであることに気付き身柄確保を試みるが、逆にマヤと宝生によって拘束されてしまう。そして遥と音弥を人質に取られた藤丸は2人の解放の条件として、『クリスマスの虐殺』のファイル削除に応じるが……!!

BLOODY MONDAY(6)

天才ハッカーVS.最凶テロリスト。話題の衝撃的電脳サスペンス!!宗教団体の『K』や『J』らを中心としたテロ計画「ブラッディ・マンデイ」に巻き込まれた藤丸(ふじまる)は、マヤによって拘束される。藤丸はマヤとの交渉の末に『J』との対面を果たし、捕獲を試みるが藤丸の上を行く『J』の策略によって失敗に終わってしまう。そして『J』らは『クリスマスの虐殺』の原本チップ回収を目論み、『THIRD-i(サードアイ)』の地下3階に最凶ウイルス『BLOODY-X』を撒く!!

BLOODY MONDAY(7)

虐殺ウイルスの感染者を救うため、『THIRD-i(サード・アイ)』地下の食料庫に隠された抗ウイルス剤を手に入れようとする高木藤丸(たかぎ・ふじまる)。なんとか抗ウイルス剤のアンプルを見つけるも、そこに再びマヤが襲撃をかけて来た!銃を持ち、襲ってくるマヤを相手に、藤丸はアンプルを守りきれるのか!?

BLOODY MONDAY(8)

高木藤丸(たかぎ・ふじまる)たちが、外部との連絡を絶たれ、閉じ込められている弥代学院。一夜が明け、藤丸が通信機能を回復するも、なんと英(ひで)が『BLOODY-X』を発症!テロリストの策略により、九条大臣もが感染させられた!目的は抗ウィルス剤と引き換えに、神島紫門(かみしま・しもん)を釈放させること!取引期限までに弥代学院制圧ができるのか!?

BLOODY MONDAY(9)

教祖奪還(きょうそだっかん)をもくろむテロリスト達は、ついに拘置所内でウイルステロを起こした!!足りなくなった抗ウイルス剤をテロリストから手に入れるため、高木藤丸(たかぎ・ふじまる)たちは『THIRD-i(サードアイ)』本部へ向かった。一刻を争う状況の中、藤丸は再び『J』と1対1で対峙(たいじ)することになる。アウトブレイクの結末、そして『BLOODYMONDAY』の本当の意味とは!?

BLOODY MONDAY(10)

浄水場の一件で、教祖「神島紫門(かみしま・しもん)」は死に、「J」は行方不明。テロリストによる脅威は去ったかに思えた。しかし、まだ「THIRD-i(サード・アイ)」の知らない新たな指導者「K」により、テロは地下で進んでいた。恐るべし「K」の正体、そして「BLOODYMONDAY」の真の意味が明らかに!!

BLOODY MONDAY(11)

教祖奪還を阻止し、終わったかに見えたテロ計画“ブラッディ・マンデイ”。だが、真の計画は中性子爆弾によるテロであることが発覚。藤丸(ふじまる)らは新指導者『K』の正体が安斎真子(あんざい・まこ)であることを知らないまま、5日後に迫るテロの阻止に動き出すが……。バイオハザード・サスペンス、ついにクライマックス!!