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「硬く尖ってきましたよ…」誰もいない宮殿の一室で、伯爵令嬢カタリーナは、幼馴染みのジェラールに人目を忍び口づけられていた。初めてなのに、ドレスからまろび出た胸の頂きを摘ままれ、そこにもキスされて身体が熱くてたまらない。「どうしてこんなことを?」訊ねると、ジェラールは美しい瞳を曇らせて答えた。「これは罰です。僕を忘れた罰…」と。彼女は今夜の舞踏会で、久しぶりに会った彼のことがわからなかったのだ。カタリーナは病弱で、社交界デビューのために療養先から王都に戻ったばかりだったから。だからこんな恥ずかしい罰を?