あらすじ信楽くんのアートに衝撃を受けて彼の創作活動のサポートを決めた清水くん。夏休みなら信楽くんが創作に集中できるはず!! ーーーだったはずなのに、思う通りに事が運ばなくて清水くんはモヤモヤしっぱなし。信楽くんったら何を考えてるんだろう? 優等生×問題児の歪で愉快な友情物語、思い出たっぷり夏休み編突入の第2巻!
まさにタイトルどおり、強烈な匂いを放つ作品だった。(誉めてます) 癇癪持ちで謎の行動も多く周囲から浮いた存在の問題児・信楽と、その彼が生み出す創作物?に魅了され心酔していく優等生・清水。信楽の作品の魅力に彼だけが気づき、関わりを持ちたくて空回りつつ頑張る姿は、微笑ましくてつい応援したくなる。 それにしても、読み終えてみて改めてタイトルの秀逸さに唸った。 …その独特な匂いに周囲が敬遠する中、ただ1人だけ白く美しい花が咲いていることに気づき、知ろうとする物語なのだ。