あらすじ美しさも度が過ぎると災いの元となるんだ――母を捜すため、帝都にあるアカデミーへの入学を決めたカメリオン。入学準備をしに帝都を訪れた「彼」は、4年ぶりに小公爵・クロードと再会する。皇太子からの招待でクロードを交えた3人で食事をしたカメリオンは、優しくなったり、からかって意地悪を言ったりするクロードに戸惑いを隠せずにいた。一方、クロードは美しく成長したカメリオンが気になってしょうがない自分に困惑し――!?ますます目が離せないロマンスファンタジー第2巻!!
売春街で育った美しい少女カメリア、突然連れ去られ目を覚ますと貴族のお屋敷だった。 女の子なのに母親を助けるため侯爵家の病弱な長男キーロンの模造品となる。性別を偽り「カメリオン」として過ごすことになった。キーロンの友人小公爵クロードは、カメリアが同性だと思っているのにだんだん心を惹かれていく。そこにゲオール王国の王子イアンも加わって、カメリアは一体誰を選ぶのか。いつ、どのタイミングで女性に戻れるのか。 生きるため守るため自分を犠牲にしてきたカメリアにとって何か幸せなのか、話が進むにつれ選択肢が広がってどこに落ち着くのか気になって読み進めてしました。