あらすじ世界は肉を食べる植物――肉植に支配されてしまった。動物も人も居なくなった静かな世界に放り出されてしまった姉妹・みどりとさくらは、命をつなぐため大手通販会社“Jungle”の物流倉庫で暮らし始める。肉植のせいで外へ出られないさくらのために、みどりは限られた食材を工夫して思い出の料理を再現する。
肉を食べる植物――肉植の胞子か何かを吸わないためにマスクをして眠らされていたのか、眠らせるためにマスクをしていたのか。 血の繋がらない姉妹が自宅で目を覚ましたら、父母は家におらず、謎の植物が跋扈し、義妹は謎の植物の花粉におそらくアレルギーを起こし‥ 残りの食物を考え、生活拠点をアマゾン的な通販会社の物流倉庫へ移した。 なんで謎の防護服があったのか。わからないことだらけ。 わかるのは、大豆でお肉そっくり、動物性なんとかそっくりの代用食をつくるレシピがこれでもか!と披露されること。 ジャンルはサスペンス&料理? 読めばぐいぐい引き込まれます。