あらすじ

渋谷での料理対決から3年後。更にサキュラッドの侵食が進んだ世界で、みどりたちは自給自足の共同生活を送っていた。そんなある日、父親の唯一の手がかりである電話が着信し、止まっていた時間が動き出す。
みどりの台所 1巻

世界は肉を食べる植物――肉植に支配されてしまった。動物も人も居なくなった静かな世界に放り出されてしまった姉妹・みどりとさくらは、命をつなぐため大手通販会社“Jungle”の物流倉庫で暮らし始める。肉植のせいで外へ出られないさくらのために、みどりは限られた食材を工夫して思い出の料理を再現する。

みどりの台所 2巻

最悪の形で初めての“生存者”に遭遇した姉妹。肉植の正体。激しく変動する気候。突きつけられた現実を乗り越えるため、衝突しながらも、家族としての結束が固まってゆく。そしてみどりは、新たな決心とともに物資を探しに外の世界へ。だが、ひとり倉庫に残るさくらの前に新たな“生存者”が現れ――?

みどりの台所 3巻

親友の大切な人、そして自らの父親の手がかりを捜すため、ついに姉妹はフードトラックで倉庫から渋谷へと旅立つ。しかし、たどり着いたその街は思いもよらない光景に――?

みどりの台所 4巻

渋谷での料理対決から3年後。更にサキュラッドの侵食が進んだ世界で、みどりたちは自給自足の共同生活を送っていた。そんなある日、父親の唯一の手がかりである電話が着信し、止まっていた時間が動き出す。