あらすじ

書かずに死ねるか。大企業に勤めて仕事も順調、彼女とも良い感じな社会人・黒田マコトは、実生活の小さな積み重ねによって心を病んでしまう。休職し療養に励む黒田は、学生時代の文芸部の後輩・黄泉野季郎と再会する。卒業後、売れっ子小説家になっていた 黄泉野に焚き付けられ、黒田は再び筆を執ることにするが、それは艱難辛苦の道だった―――
あくたの死に際 1巻

書かずに死ねるか。大企業に勤めて仕事も順調、彼女とも良い感じな社会人・黒田マコトは、実生活の小さな積み重ねによって心を病んでしまう。休職し療養に励む黒田は、学生時代の文芸部の後輩・黄泉野季郎と再会する。卒業後、売れっ子小説家になっていた 黄泉野に焚き付けられ、黒田は再び筆を執ることにするが、それは艱難辛苦の道だった―――

あくたの死に際 2巻

人生を、紡げ。後輩の売れっ子小説家・黄泉野との再会をきっかけに、昔からの夢だった小説家として生きていくため、「芥川龍之介賞」を狙うことにした黒田マコト。黒田は、休職中の会社や結婚を待たせている彼女との関係を清算できないままに、自分の歩む道を見定められるのか――― そして、模索する黒田に黄泉野からとある提案があり…!?

あくたの死に際 3巻

作家の数だけ悩み・世界・物語がある。ついに新人賞に応募する作品を完成させた黒田マコト。小説家の道を歩み出した黒田だが、周りに癖のある作家たちが現れる。作家たちは友好的であったり、敵対心を露わにしたり、様々な反応を黒田に見せる。作家として、もしくは読者として、小説を楽しむために必要なものとは何か? そして、黒田の気持ちが爆発する。