あらすじ「やりがいってなんですか?」 カバーデザインの仕事をなんとか成功させた大久保は次の業務を伝えられる。それは就職希望者相手に新人目線から事務所の説明をするというもの。説明会当日、自身の経験談を語る大久保に対し一人の少女が反抗的な眼差しを向け質問を投げかけてきた。「その“やりがい”の内容を聞きたいんですけど」 貴方にとっての仕事のやりがいはなんですか? 今の仕事にやりがいはありますか?
主人公はひょんなことからデザインの世界に入るのですが、 社長の杠葉に振り回されながらも小コピーライターとして成長して行く過程が、 少年漫画っぽさを感じる緊張感のある展開で描かれています。 私は元々キャッチコピーやデザイン等に興味があったのですが、 そのようなデザインやコピーライトが作られる過程を見ることができたり、 改めて、日常にはデザイナー達が生み出したデザインやキャッチコピーが溢れていることに気付かされる点も とても面白いと思いました。 ただでさえ漫画にするのは難しいテーマなのかなと個人的には思いますが、 手に汗握る展開もあり、ワクワクしながら読める作品だと思います。