あらすじ「クライアントの意図がわからない」 楪葉の信者であるリカからのリリックビデオ作成依頼を請け負うことになってしまった大久保。しかしそれはコミュニケーションの取れないクライアントとの戦いの始まりだった。締め切りが迫る中、一向にレスを返さない、問い合わせに応じない、方向性を決めない。刻一刻と迫りくる期限、大久保は迷路に迷い込んでしまう。貴方はクライアントとコミュニケーション、取れてますか?
主人公はひょんなことからデザインの世界に入るのですが、 社長の杠葉に振り回されながらも小コピーライターとして成長して行く過程が、 少年漫画っぽさを感じる緊張感のある展開で描かれています。 私は元々キャッチコピーやデザイン等に興味があったのですが、 そのようなデザインやコピーライトが作られる過程を見ることができたり、 改めて、日常にはデザイナー達が生み出したデザインやキャッチコピーが溢れていることに気付かされる点も とても面白いと思いました。 ただでさえ漫画にするのは難しいテーマなのかなと個人的には思いますが、 手に汗握る展開もあり、ワクワクしながら読める作品だと思います。