あらすじ
勇者によってモンスターを狩り尽くされたダンジョンの主・エギン。ボス部屋への到達率100%になってしまったダンジョンを再興すべく、副官で処女厨ユニコーンのセーレとともにモンスターの繁殖に挑むが、ダンジョンには一癖も二癖もあるモンスターばかり…。人間好きになってしまったこじらせスライムや照れ屋のデュラハンなどなど、果たしてエギンはダンジョンを復活させることが出来るのか!?
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勇者によってモンスターを狩り尽くされたダンジョンの主・エギン。ボス部屋への到達率100%になってしまったダンジョンを再興すべく、副官で処女厨ユニコーンのセーレとともにモンスターの繁殖に挑むが、ダンジョンには一癖も二癖もあるモンスターばかり…。人間好きになってしまったこじらせスライムや照れ屋のデュラハンなどなど、果たしてエギンはダンジョンを復活させることが出来るのか!?
勇者によってモンスターを狩り尽くされたダンジョンの主・エギン。ボス部屋への到達率100%になってしまったダンジョンを再興すべく、副官で処女厨ユニコーンのセーレとともにモンスターの繁殖に挑むが、ダンジョンには一癖も二癖もあるモンスターばかり…。人間好きになってしまったこじらせスライムや照れ屋のデュラハンなどなど、果たしてエギンはダンジョンを復活させることが出来るのか!?
まさか、ダンジョンのモンスターは生成ではなく、繁殖で増えていたなんて。 勇者たちに倒されすぎて、モンスターが減りすぎ、あっという間にボス居所へたどり着かれてしまうことになってしまった、ダンジョンの主エギン。 エギン自体は勇者たちをかるがるやっつけられるほどのパワーを持つようですが、ボスエリアに来た勇者たちを待ち構えるため、サービスで固い玉座に座って待つお仕事をしていたら、戦う気も起きないほど非常に困った腰痛に‥ 副官に叱咤され仕方なく、「モンスターを増やして、勇者たちをなかなかボスエリアまで来られなくし、ダンジョンを復活させよう(そして腰を癒そう)」という導入です。 繁殖が進まないモンスターたちのために、ダンジョンの主自ら、モンスターたちの不可思議な性癖や不満を解消してあげます。 モンスターを増やして腰も癒したい、それだけなのに一筋縄ではいきません。 第一話のスライムを繁殖させようとしている様子をみていると、こちらの世界で絶滅危惧種の動物を保護している施設での繁殖事情を聞いたときの気持ちを思い出しました。 増やすって、大変です。 その視点はなかったなあと思いながら、おもしろく読んでいます。