「俺と離婚してほしい」――みおと怜の対決をひとり見ながら、和夫はみおに離婚を持ち掛けようとしていた。怜の言うことはいつも的を射ている。漫画家として、もっと上に行くには、やっぱりみおと離れなきゃならないんだ……。一方、大勝負を前に不安にかられるみお。そこに親しくしている芸能界の大御所・サブローと出くわし、緊張がほどける。私は私らしく、オニよめはオニよめらしく行けばいいんだ! しかし、対決相手の怜は特別審査員の男とただならぬ関係にあるようで――。漫画家と尖りすぎた鬼嫁の不思議な関係を描く連載、ついに最終話!