あらすじ
転校初日、この学校にはすこし不思議な「しきたり」があった。これは、まだ子どもだった“僕”と忘れられていく“神様”のおはなし。(月刊コミックバンチ2023年3月号)
転校初日、この学校にはすこし不思議な「しきたり」があった。これは、まだ子どもだった“僕”と忘れられていく“神様”のおはなし。(月刊コミックバンチ2023年3月号)
転校初日、この学校にはすこし不思議な「しきたり」があった。これは、まだ子どもだった“僕”と忘れられていく“神様”のおはなし。(月刊コミックバンチ2023年3月号)
転校続きの小学生タケルが通うことになった小学校には「ミチコさん」と呼ばれる神様が存在していました。10歳になると彼女の姿も見えなくなり、彼女と一緒にいた記憶も無くなるという不思議な神様です。 確かにいたはずなんだけど、おとなになった今はもうぼんやりとしか思い出せない子供の頃の友達って居るよな、とか子供の頃にすごくつらいことがあったとしても大人にはなるんだよな、とか普遍的な感触が内包されている気がします。忘れてしまう記憶でも「確かにあった」ということがその後の支えになっていくというか、新海誠作品のこのところのテーマもどうもそういうことだったりするなぁ、などと思考が広がったりしました。 子供の頃に過ごした一瞬の記憶の実感、のようなものを味わえた読切でした。