作品情報著者日野日出志arrow_forward_ios巻数全1巻arrow_forward_iosカテゴリ青年マンガarrow_forward_ios出版社ビーグリーarrow_forward_iosレーベルその他arrow_forward_ios年代2010年代arrow_forward_ios
1 「死肉の男」は日野日出志先生の作品です。もちろんホラー作品ですが,他のホラー作品とはちょっと違います 2 「目が覚めると死体になっていた」という男が主人公(記憶はない)。体は腐り,ウジがわいており,当然,心臓も動いてません。それなのに,動くことができて,話すこともできる。 港町にあらわれた主人公が,通報され,警察に連行されるところから物語は始まります。 他のホラー作品と異なるのは,死体である主人公の目線で物語が展開されるという点。自らがバケモノと化してしまったことによる恐怖,戸惑い,そして苦しみが描写されます。 尋常ならざる苦しみの果てに,主人公は記憶を取り戻しますが… 3 怪奇ホラー作品でありながら,強い悲しみが描かれる作品であり,日野日出志作品の中でもかなりの異彩を放ちます。未読の方は是非。 なお日野日出志作品を未読の方は,まずは他の日野日出志作品作品を是非。特に「地獄の子守唄」「蔵六の奇病」は必読なので,とりあえず https://manba.co.jp/boards/12272 を読んでみることをおススメします。アンリミで読めます