あらすじ組織を率いる指導者の「仲間になろう」という誘いを断り、プノンペンを後にベトナムを目指す一行。道中、ヒカルはプティと「家族写真」を撮りたいと言い、バオにシャッターを切らせる。そんなヒカルに誰かが照準を定めている。アンリ・カルティエ=ブレッソンの写真に宿る「決定的瞬間」。そのときのヒカルはその真意に思いを巡らせていた。