あらすじ

江戸から京都、大坂、そして土佐へ土佐へ帰郷する竜馬とそのお供の寝待ノ藤兵衛。道中、彦根藩・井伊直弼の手下から命を狙われていた三条実万卿の家臣・水原播磨介を助けたことで、京都で大立ち回りをすることになった二人。その後播磨介から託された手紙を三条家に届けに行くことになったり竜馬は久々にお田鶴様との再会を果たす。色々あった旅も終わり、故郷へと戻ってきた竜馬、そこは武士の身分制度が厳しい窮屈な場所・土佐。坂本竜馬の奇跡の生涯を『コウノドリ』の作者・鈴ノ木ユウが描く大河コミック第7巻。
竜馬がゆく 1
12歳、「坂本の寝小便ったれ」とからかわれ泣かされる。字を満足に覚えられず寺子屋の師匠に見捨てられる。そんな竜馬だが母の死を受け入れることをきっかけに強い男へと変わっていく。17歳、強くなった竜馬と武市半平太、岡田以蔵との出会い――そして江戸へ。司馬遼太郎の傑作歴史小説を初の漫画化。坂本竜馬の奇跡の生涯を『コウノドリ』の作者・鈴ノ木ユウが描く、幕末大河コミック第1巻!
竜馬がゆく 2
土佐から剣術修業のため旅立った竜馬。お田鶴様と大阪で別れた後に出会った寝待ノ藤兵衛と共に江戸へ。江戸での修業先は北辰一刀流の千葉道場。その矢先、日本を揺るがす事件が起こる。ペリーの黒船来航である。幾多の英雄が誕生する“幕末”の始まり。司馬遼太郎の傑作歴史小説を初の漫画化。坂本竜馬の奇跡の生涯を『コウノドリ』の作者・鈴ノ木ユウが描く、幕末大河コミック第2巻!
竜馬がゆく 3
黒船来航の混乱と共に訪れた時代【幕末】の英雄達の出会い。土佐と長州の剣術試合のため三浦半島の長州陣地に出向いた竜馬。だが竜馬の本当の目的は長州陣地の探索、つまりスパイ行為であった。この危険な任務の最中、竜馬は生涯の盟友と出会うことになる。【幕末】の主人公の一人、長州藩士・桂小五郎ーー。司馬遼太郎の傑作歴史小説を原作にし、坂本竜馬の奇跡の生涯を『コウノドリ』の作者・鈴ノ木ユウが描く、幕末大河コミック第3巻。幕末風雲児の出会い!
竜馬がゆく 4
決闘、竜馬と小五郎土佐と長州の剣術試合のため三浦半島の長州陣地に出向いた竜馬の本当の目的は長州陣地の探索、つまりスパイ行為。この危険な任務の最中、竜馬は生涯の盟友・桂小五郎と出会う。小五郎は竜馬の「同じ国のもの同士が隠しあいをしているようでは日本は守れない」という考え方に強く惹かれ、自分の情報や知識を竜馬に伝えた。志<こころざし>が同じもの、それが同志である――。司馬遼太郎の傑作歴史小説を原作にし、坂本竜馬の奇跡の生涯を『コウノドリ』の作者・鈴ノ木ユウが描く、幕末大河コミック第4巻。英雄の邂逅は決闘から!
竜馬がゆく 5
江戸で開催!天下一剣術大会江戸へ戻ってきた竜馬のもとに“父の死”の知らせが届く。二度目の土佐から江戸へ旅立つ際、今生の別れになると覚悟をしていた竜馬だったが気持ちの整理が追いつかない。その父の死に向き合うため道場にこもりきりで修業にはげんだ結果、北辰一刀流最高位の大目録皆伝を得る。その矢先、江戸で諸流対抗の剣術大会が山内容堂公の肝煎で200年ぶりに行われることとなった…司馬遼太郎の傑作歴史小説を原作にし、坂本竜馬の奇跡の生涯を『コウノドリ』の作者・鈴ノ木ユウが描く、幕末大河コミック第5巻。父の死を超えてーー。
竜馬がゆく 6
竜馬と小五郎、英雄対決!土佐の殿様、山内容堂公が開催した剣術大会。決勝戦は、優勝候補、神道無念流斎藤道場の桂小五郎。対するは北辰一刀流千葉道場の我らが坂本竜馬。死闘の末に二人の絆はさらに強くなる。そして竜馬は江戸での剣術修業期間を終え土佐に帰ることに。武市や桂が帰国を止めるが竜馬は出発した。旅のお供はお馴染み、寝待ノ藤兵衛ーー。司馬遼太郎の傑作歴史小説を原作にし、坂本竜馬の奇跡の生涯を『コウノドリ』の作者・鈴ノ木ユウが描く、幕末大河コミック第6巻。江戸剣術大会、死闘の果てに得たものは!?
竜馬がゆく 7
江戸から京都、大坂、そして土佐へ土佐へ帰郷する竜馬とそのお供の寝待ノ藤兵衛。道中、彦根藩・井伊直弼の手下から命を狙われていた三条実万卿の家臣・水原播磨介を助けたことで、京都で大立ち回りをすることになった二人。その後播磨介から託された手紙を三条家に届けに行くことになったり竜馬は久々にお田鶴様との再会を果たす。色々あった旅も終わり、故郷へと戻ってきた竜馬、そこは武士の身分制度が厳しい窮屈な場所・土佐。坂本竜馬の奇跡の生涯を『コウノドリ』の作者・鈴ノ木ユウが描く大河コミック第7巻。
竜馬がゆく 8
総大将は竜馬、土佐の下克上!?江戸での剣術修行を終え、土佐へと帰郷した竜馬。武士の身分制度の厳しい土佐では竜馬と一緒の身分でもある「郷士」たちは支配層である「上士」へ強い反発意識をもっていた。そんな折に郷士の池田虎之進が弟・忠一郎の仇討ちをし上士二人を斬ってしまう。武市半平太不在の最中に起こった土佐の内乱。郷士たちは竜馬を総大将と担ぎ上げ上士たちと戦おうとする。土佐の武士が真っ二つに割れる中、竜馬は敵本陣へ一人で向かうーー。
コミック竜馬がゆく

マンガで読む「竜馬がゆく」として読んで欲しい

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六文銭
六文銭
「竜馬がゆく」は孫正義が愛読したくらい名著であり、 多くのアラフォーが司馬遼太郎好きだと思うのですが、自分もその1人。 特に「竜馬がゆく」は3回買い直したくらい好きで、それを「コウノドリ」の作者が描くとなれば、もう期待しかない。 実際、おもろい。 基本、原作になぞらえているので、あのシーンはどう描くのか?とか。 文字だけではわかりにくかった部分を表現してくれるので、自分としては新たな発見と感動が得られている。 しかし、気になるのが、これ続けられるのか?という不安。 昨今の漫画と比較しても、ストーリー展開が大分ゆっくりなので、 竜馬、初見の人、ついてきてる? という謎の不安に苛まれている。(というか、大きなお世話) 新撰組にならぶ人気な歴史上の人物だけに、多くの人、特に若人に読んで欲しい。 活字はちょっと・・・という人も、漫画で読む「竜馬がゆく」として読んで欲しい。 孫正義など数々の経営陣や著名人に影響を与えた名著なので、そのクラスターの人にも届いて欲しい。 そんなことを思いながら読んでます。 幕末の激動時代に、綺羅星の如く登場した竜馬。 その行動力と決断力、何より生き様を刮目してお読みください。 ホントにこの人、交通手段が船しかない時代なのに、どんだけ日本中を縦断しているのかってくらい動くので。