あらすじ室町・戦国時代―各宗派は信者を増やし、大きな勢力を獲得していく。しかし、権力者の弾圧によって経済的基盤を失い、権力に翻弄され仏教勢力は衰退してしまう。江戸時代になると、檀家制度や寺小屋などの影響により、仏教は民衆の間に深く浸透していくが、幕藩体制に組み込まれ、かつて新仏教を生み出した創造的エネルギーは失われていく。時代の変遷のなかで、仏教が日本の社会に根づく歴史を辿る。日本仏教完結篇。
作品情報著者ひろさちやarrow_forward_ios巻数4巻arrow_forward_iosカテゴリ青年マンガarrow_forward_ios出版社鈴木出版arrow_forward_iosレーベル仏教コミックスarrow_forward_ios刊行期間2013/09/20ジャンル歴史
おシャカさまと弟子たちひろさちや6巻まで刊行クチコミなし投稿する村の祭りのにぎわいを見てもむなしさを感じ、そこに無常を見てしまうモクレンとシャリホツ。そんなふたりだが、やがておシャカさまと出会って弟子となり、教えに耳を傾け、悟りを開く。それぞれ神通第一、智恵第一といわれるようになったモクレンとシャリホツは、おシャカさまの両腕となって多くの人々を救い、さまざまな悪の手から教団を守り育てる。そのふたりの足跡をここに呈示。試し読み
ブッダへの修行ひろさちや6巻まで刊行クチコミなし投稿する後におシャカさまとなられる予定のボサツは、他の天子たちとともに動物の姿となって地上に生まれ変わる。布施を請う修行者に、山犬、猿、かわうそは施し物を用意するがなにもないうさぎは火に身を投じて献じる。再び天に戻ったボサツたちは自分たちの行った布施の意味を話し合い、反省し合う。そして、さらに次の境界に生まれ変わって厳しい布施の修行を積む。試し読み
法華経物語ひろさちや3巻まで刊行クチコミなし投稿するはるかむかしから永遠の未来にかけてわれわれに真理の法を説く仏陀。仏陀つまり、真理を悟ったおシャカさまが説く時間と空間を超越した教えに人々は帰依しほとけに到達できる道は一つであると示される。自分が悟るだけでなく他人も、悟りに到達させようとする菩薩の生き方をする人々。それがほとけに至る道である。おシャカさまは数々のたとえ話をもって衆生たちに説法する。試し読み
空海の生涯ひろさちや1巻まで刊行クチコミなし投稿する奈良、長岡、平安と都が変転する時代にひとりの傑物が躍り出た。その名は空海。官吏への道を捨てた学生時代、謎の山岳修行時代、渡唐、そして密教の恩師・恵果との劇的な出会い、帰国、最澄との交流と訣別、高野山の開創…。以後一千二百年の日本仏教の歴史を展開させた原動力=密教とは何か。密教の大成者にして、土木技術者、書の天才――。日本のレオナルド・ダ・ビンチといわれるマルチ人間・空海が走り抜けた怒涛の生涯を追う。試し読み
仏教の質問箱ひろさちや3巻まで刊行クチコミなし投稿する仏教では臓器移植をどうとらえるのか?編集部に寄せられた読者の手紙から展子は考えるようになる。わたしたちの命はほとけさまからの預かりものである、と説くひろ先生。臓器の提供を受ける者、提供する者、そしてそれに携わる医師たち…。延命の努力は、ほとけさまの教えに適ってはいないのか?展子の心の動きを追いながら仏教の生命観をやさしく説き命のあり方を再考する。試し読み
六波羅蜜のはなしひろさちや森村たつお1巻まで刊行クチコミなし投稿する有り金全部をばくちですり生きる望みをなくした勝五郎は、自殺を思い立つ。だが、”悟りを開かぬ人間がみずから命を絶てば、必ず地獄に落ちるぞ…”と止めに入った和尚から聞く地獄の話に勝五郎は死ぬのを思いとどまった。煩悩と迷いのこの世から、ほとけの悟りの世界に近づくための教えを学び、勝五郎は心を入れかえていく。布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智恵を生活に生かすすべがやさしく説かれる。試し読み
ダルマ大師 禅を伝えた僧ひろさちや辰巳ヨシヒロ1巻まで刊行クチコミなし投稿するだるまに手と足がないのはなぜ?どうして片目なんだ?そんな疑問を抱いた貴史は、だるまについて調べはじめる。図書館で見つけた資料には意外な歴史的事実が書かれてあった。だるまはもともとインド地方の小国の王子として生を受け、やがて中国に渡って禅を広めた-という実在した人物だったのだ。しかしそれがなぜ今の形に…?だるま信仰の謎が解き明される。試し読み