食品工場勤めの独身男、谷師悟郎(たにしごろー)。日々はさえない。明日もイヤなコトしか起こらないだろう…。西荻窪的雑貨屋勤めの女の子、阿木七乃菜(あぎなのな)。日々、ぼんやりと生きている。心はけっこうすさんだりしている…。コドクな男とコドクな女の美しくはない奇妙な出会い。きっかけは「ナノナ~」と鳴くすごぶるかわいい猫。二人と一匹の一筋縄ではないハートフル森下劇場開演!
食品工場勤めの独身男、谷師悟郎(たにしごろー)。日々はさえない。明日もイヤなコトしか起こらないだろう…。西荻窪的雑貨屋勤めの女の子、阿木七乃菜(あぎなのな)。日々、ぼんやりと生きている。心はけっこうすさんだりしている…。コドクな男とコドクな女の美しくはない奇妙な出会い。きっかけは「ナノナ~」と鳴くすごぶるかわいい猫。二人と一匹の一筋縄ではないハートフル森下劇場開演!
ウニャア~~ンと甘えてみたり、アンアンと餌をねだったり、一見気ままに見えるマイケルの日常だが、ある時は7階から落ちたり、ニボシ盗難容疑で取り調べを受けたり、実にスリリングなのだ!──1980年代に一世を風靡した、猫マンガの金字塔!!講談社漫画賞受賞、テレビアニメ化、テレビドラマ化、テレビCM起用などでお茶の間の人気者になった、あの“踊る猫”がデジタルで復活!!カワイすぎる猫にご注意を!?
新しすぎる、「終末×猫」マンガ!! 生ける屍が徘徊し始め、ぼくらの世界は終わりを迎えた―― と思いきや、変わらないまま生きているヤツらもいる。そう、猫!! ひょんなことから、白猫・ユキを助けた男・八尋ジン。1人と1匹の旅は、どこへ向かっていくのか―…? 大事なことは、猫が教えてくれる。
工場勤めの冴えない青年・ゴローと、彼の唯一の癒しである猫のフォトがきっかけで知り合う女性・なのなの2人を中心にした群像劇。可愛らしくてほのぼのした表紙のイメージとは少し違い、誰もが心の奥で燻らせている不満や不安と折り合いをつけようと頑張って生きている様を描いています。 森下裕美先生の漫画の好きなところは、見た目や美醜の違いによる差別を描かないところ。キャラクターひとりひとり、どんなに不運でも性格が悪くても、誰かの心には刺さるキャラクターがいるはず。エピソードによっては、今後の生き方を考え直すきっかけになるものもあると思う。 なのなが盗撮されているのを助けた青年の話はすごかった。目を逸らしたくなることが多い世の中、赤の他人にあそこまで寄り添えるなんて痺れる。