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上野駅に降り立った真田洋子22歳。暇つぶしに入ったパチンコ屋で知り合った悪ガキ３人組に誘われ、ディスコへと。その帰り、彼らにレイプされそうになる洋子だが、謎の男に助けられる。翌日、明道学園高校に登校した悪ガキたちは、新担任の教師を見て驚く。その教師は昨日の洋子で、退学にビビる悪ガキたちだが…。
真田洋子が教師として赴任した三流校、明道学園高校を見下ろすように丘の上に建つ名門・リベルテ学園高校は、勉強もスポーツも全国有数の名門校。レイプ寸前の洋子を救った男は、リベルテ学園の園長の息子・北神研一郎だった。その研一郎に洋子はファーストキスを奪われてしまう。そして、悪ガキどもと明道学園野球部を結成した洋子だが、年明け最初の練習が始まると、部員数が減っていて…。
落ちこぼれたちの三流高校、明道学園に赴任した洋子は、まだ一度も会ったことがない生徒がいた。野球の名門・早明高校で次のエースと呼ばれていた岩城玄太だ。彼がなぜ明道学園に転校したのか、なぜ不登校になったのか、すべて謎。一方、リベルテ学園より明道学園を選んだ秀才、中丸東大が野球部に入部し、８人となった明道野球部だったが…？
放課後、体育館で一人、汗を流す教師の洋子は、怠惰な学生生活を送る明道学園高の生徒たちに苛立ちを隠せない。結成した野球部の練習も、参加するのは中丸東大と岩城玄太の二人だけで…。そんなある日、部室でタバコを吸っていた生徒・三輪二輪に、校門で自分を待つ男たちから助けてほしいと言われた洋子は、その男たちのもとへ向かうが…。
勉強にもスポーツにも夢中になったことのない明道学園高校の生徒たち。全国の高校球児たちの夢の舞台、春の選抜と夏の甲子園。その選抜の推薦に落ち、号泣する隣の名門校、リベルテ学園野球部の部員たちを見ても、明道学園野球部の連中は無関心。そして、そんな明道学園の悪ガキたちにも、卒業する日が近づいてきて…。女教師・真田洋子の青春を描いた学園コミック、いよいよ完結！
