あらすじウルの山脈を越え、オラスカの平原を走り、龍河を下りし東海の果てに、夏は黄金に、冬は白金に輝く島あり。名をウタリアと言う。その平和な地に突如襲来する、蝗の黒い大軍。焼き尽くし、殺し尽くし、奪い尽くす邪倭羅国の尖兵である。イフツ国の青年ラメトクの目前で、一人の少女が救世主として覚醒する。金髪碧眼のウタリア王女・アーシュラであった。古代北海道・悪辣な倭人の侵食に対抗するアイヌの勇者に材を取った壮大な歴史ファンタジー!続きを読む