あらすじ

高校時代に思いを寄せていた「戸塚みなみ」を忘れられないまま37歳になった西森吉彦。ある日、みなみがスナックを経営していることを知った吉彦は、同級生であることを黙ったまま、みなみの店に通うようになる。しかし、店にはシロというガラの悪い男が出入りしており、みなみにいつも金を強請っていた…。
ホニュウ類ヒト科オヤジ目1

会社員の47歳・金田正史は突然ボロボロの恰好で助けを求めてきた少女・美穂を単身赴任中で一人暮らしの家で匿うことに。家出中の美穂は「お礼」だと色仕掛けをするが、正史は子ども相手に手を出さない、とただ親切にするのだった。正史も自分と同じ「ひとりぼっち」であることを知った美穂は、再度お礼だと体を差し出すが、正史に断られてしまい…。様々な「オヤジ」の生き様をを描いた短編集。

ホニュウ類ヒト科オヤジ目2

高校時代に思いを寄せていた「戸塚みなみ」を忘れられないまま37歳になった西森吉彦。ある日、みなみがスナックを経営していることを知った吉彦は、同級生であることを黙ったまま、みなみの店に通うようになる。しかし、店にはシロというガラの悪い男が出入りしており、みなみにいつも金を強請っていた…。

ホニュウ類ヒト科オヤジ目3

幼少期の「秘密基地」の夢が忘れられない40歳の宇津木淳は、浮気相手の女の家を秘密基地代わりにしていた。家に帰ると小さなことどもがいてフィギュア作りも出来ず、妻は子供の心配ばかりで居場所がない…。しかも、安全日だと言っていた浮気相手に「出来ちゃった」と脅されて…!?