あらすじ

桐谷純23歳。再就職した「T・I・Eサービス」は恨みを買う事を代理で引き受ける『恨まれ屋』だった。執拗につきまとわれる女…記憶を無くした男…偽物のブランド品を掴まされた女……今回も恨まれ屋には様々な依頼が舞い込んでくる。その中で純は、先輩の巳神と依頼に対する意見が食い違い、巳神とは違う自分なりの解決方を模索していくのだが――。
恨まれ屋(1)

三流大学卒業後、入社1年目でお客様からのクレーム対応の部署に配属された主人公、桐谷純。仕事のストレスがたまる中、自分を罵倒してきた上司を殴り、会社をクビになってしまう。そこに現れた謎の男、宇郷聡明。T・I・Eサービスという会社に純をスカウトするが、そこでの仕事は他人の恨みを一手に請け負う「恨まれ屋」だった――!!

恨まれ屋(2)

「恨まれ屋」…それは他人の恨みを引き受けてトラブルを解決し、金を稼ぐ職業。そんな恨まれ屋の一員として少しずつ成長していく純だったが、舞い込んでくる依頼はすべて一筋縄ではいかないものばかり。果たして誰もが納得する解決方法を見つけることができるのか!? 単なる負の感情ではない「恨み」の裏側にある様々な物語を描いた意欲作、第2巻!!

恨まれ屋(3)

桐谷純、23歳。真心製麺でクレーム処理の担当をしていたが、上司を殴りクビになってしまう。そこに現われた宇郷という男からスカウトされた純はT・I・Eサービスに入社するが、その実態は人の恨みを肩代わりする「恨まれ屋」だった!! 日々「恨まれ屋」について学んでいく純。しかし直属の上司である巳神と激しく対立し、自らのやり方に疑問を感じ始め…!?

恨まれ屋(4)

会社をクビになった純は、社長である宇郷の導きにより恨まれ屋となる。他人の恨みを昇華させ、金を稼ぐ恨まれ屋。依頼もそれに関わる人々も一筋縄ではいかないが、様々な経験を積んで次第に成長していく桐谷純。しかし、そんな純と恨まれ屋の面々に今回訪れた依頼は彼らT・I・Eの存在を脅かすほどの危険なものだった。純とT・I・Eの運命やいかに…!?

恨まれ屋(5)

他人の恨みを昇華させ、金を稼ぐ恨まれ屋。桐谷純も恨まれ屋の一員として、苦労をしながらも少しずつ成長していた。次第に自分なりの信念を持つようになり、恨みはただ抑え込むだけではいけないと感じ始めていた。関わる人たち1人1人と真摯に向き合っていく純だったが…今回も一筋縄ではいかない様々な依頼が、そんな純を待ち受けていた――。

恨まれ屋(6)

桐谷純23歳。再就職した「T・I・Eサービス」は恨みを買う事を代理で引き受ける『恨まれ屋』だった。執拗につきまとわれる女…記憶を無くした男…偽物のブランド品を掴まされた女……今回も恨まれ屋には様々な依頼が舞い込んでくる。その中で純は、先輩の巳神と依頼に対する意見が食い違い、巳神とは違う自分なりの解決方を模索していくのだが――。

恨まれ屋(7)

桐谷純の再就職先は「T・I・Eサービス」という名の恨みを代理で引き受ける稼業『恨まれ屋』だった。今回も一筋縄ではいかない依頼の数々に桐谷は先輩・巳神と共に立ち向かっていく。妹を殺害された兄から受ける恨みに悩む加害者両親を前に暴言を吐き、我関せずな妹の元彼・山中に激怒する巳神。いつもと様子の違う巳神に疑問を抱いた桐谷は毒島という諜報員から巳神の過去を知る――。

恨まれ屋(8)

桐谷純は「T・I・Eサービス」という名の恨みを肩代わりする稼業『恨まれ屋』の一員。加害者遺族の依頼後巳神は去り、桐谷は一人依頼に挑んでいく。そんな中、元依頼人の逆恨みによって恨まれ屋がマスコミの餌食に。押し寄せるバッシングの数々に宇郷は恨まれ屋解散を宣言。その時、桐谷が取った行動とは――!? 『恨まれ屋』ここに堂々完結…!!